節刀ヶ岳は山仲間の食うかいさんが行きたい山の一つだった。それでは山仲間と一緒にこの山へ行きましょうと昨年夏にオフ会を企画し、数人の参加が決まっていた。
しかし、当日は雨(*_*;
ならばとその後、昨年秋、今年夏にも企画したが、いずれも雨(*_*;
そこで、4度目の正直で今回の計画となったが、お誘いした方々のご都合がつかず、結局私と食うかいさんの2人での決行となった。
コースは次の通り。まずは1台を根場に置いて、もう1台で大石峠登山口へ、大石峠に登り、節刀ヶ岳から鬼ヶ岳、雪頭ヶ岳を経由し、根場へ下山というもの。
待ち合わせは6:30に西湖根場の駐車場(魚眠荘前)となった。今年の8月のレポを見直すと自宅を4:15に出発し、河口湖自然生活館6:00ジャストに着いている。食うかいさんより先に西湖に着いて、日の出の時間の撮影をしながら彼を待つことにしよう。その為には西湖の方がやや遠いので、今回は4時出発がノルマだな。
前日は21時にベッドへ。
当日は3時のアラーム一発で起床!
比較的順調に準備が出来たが、なかなか出るものが出ず、結局自宅を出発できたのは6:05。コンビニや高速のPAのトイレを借りればイイのだが、やっぱり自宅の方が安心するんだよね~
また、自宅を出る時点では肌寒い位の気温で、登山用のラガーシャツの上にフリースのベストを羽織ることにした。あっという間に季節は進んでいるのだ。
見上げる空にはオリオンがキレイだった。これは楽しみ~!(^^)!
小島慶子・ミッツマングローブのANGを聴きながら、国立府中から中央道へ。交通量はそれなりにあったが、ストレスを感じないほどだった。
んん
八王子料金所が近づいてきたころ、ガスが出てきた。運転に支障は無かったが、これは何だ?
8月は藤野SAでトイレ休憩して、スマホからレポをアップしたが、今回は何も撮れそうもない為、休まずに先へ。
その後は、河口湖を降りてから西湖を目指す間も空は全く見えなかった。
運転しながらその理由に気付くのにそれ程時間はかからなかった。
雲海の下にいるんだ。
こりゃ~待ち合わせ場所では何も見えないな~
5:34 ほらね
さすがにここは寒い。おそらく10℃未満だろう。まずはトイレ(小)を借り、ついでに上画像を撮影した。
テルモスに入れてきたホットコーヒーとパンで一休み。
まだ5:50、待ち合わせの時間まで大分あるので食うかいさんを待つ間に個室でタイツに履き替えるた。また、その上は裏地がフリーズのズボンを履くことにした。日中は20度を超える気温(河口湖)との予報を見て、夏用の半パンも用意してきたが、さすがにもうキビシイだろう。
着替えが終わってタントに戻ったとき、目の前に相模湘南ナンバーのス○ーレ○トが到着。食うかいさんだった。
これがジャスト6:00!
かなり余裕を持って到着するところが彼らしい。
この後の計画を確認し、まずは私が彼の車に乗り、大石峠への登山口へ移動することになった。
私が荷物をザックに詰め込み、準備している間に彼は朝ごはん(?)休憩。
その頃、オレンジ色のウォームアップスーツを着た若者が7,8人ジョギングしながら到着した。背中には陸上で有名な埼玉S高校と刺繍されていた。何かの大会だろうか?
※一昨年11月にはこの付近で大会があった。
食うかいさんがそのうちの一人に質問したところ、強化合宿で来ているという。
監督らしき人の指示を聞いた後、彼らは上着を脱ぎ、走っていった。う~ん、青春してるな~
また同じ頃、かなりタバコくさい60代位の男性が近づいてきて鍵掛、鬼ヶ岳などへの登山口を質問してきた。
最初は文化洞トンネルから十二ヶ岳を計画していたが、工事中で駐車できなかったという。
私と食うかいさんの二人で、あ~だこ~だルートを説明し、昨年9月に歩いた魚民荘の脇の道、または一昨年11月に歩いたいやしの里根場の先に登山口からあることを伝えた。
逆回りになりそうだが、彼と上で出会うことがあるだろうか。
6:27 食うかいさんの車で湖北ビューラインを大石(ガイドマップ)へ
明るくなるとこの付近の紅葉が結構進んでいることが分かった。
そろそろ紅葉祭りの季節のハズ・・・HP・今年は11月1日から開催されるそうだ。
K「この付近から富士と紅葉を撮りたいんだけど上手くいかないんだよな~」
N「そうですね。富士と紅葉の露出を両立させるのがホントに難しそうですね。」
ビューラインを左折して、県道719へ
K「ほら、あそこキレイじゃないか。」
N「うわぁ、イイですね。ちょっと撮らせてください」
本日最初のデジイチタイム!
はっきりとは分からないが、あの中のどれかがこれから登る大石峠だろう。
ペンション村バス停付近の林道を進む。
やや荒れた道をガタガタと進み、登山口へ。
※ 先週登ったsanaeさんのレポを参考にしました。ありがとうございました。
食うかいさんは金剛杖を持ってきた。彼がこれを使うのは昨年8月、雲取以来だという。今日は気合が入っている!?
N「これがsanaeさんも撮った地図ですね」
7:00ジャストに出発。足元は古びた舗装道。
分岐には道標
N「上着(フリース)を脱ぐのでちょっと休憩しましょう。それにペースが速すぎます」
K「そうか、つい早くなっちゃうんだよな~」
相変わらずカメです
ここで前後を入れ替わることにした。
でも、この数分後に「のぞむさんのペースで歩いたほうが楽だ。オレは早くなり過ぎちゃうのかな~」と言ってもらえた。気遣って頂いたのか、本音なのかいずれにしてもありがとうございました。
7:42 K「ほら、ここがsanaeさんのレポにあった水場じゃないか。それにエアリアにも水場マークがあったよな。」
N「気付かずに通り過ぎるところでした」
『自然の湧水 どうぞ』
N「きっと美味いですよ」
K「そうか~、オレはやめとくよ。」
N「せっかくだから飲んでみます。でも、どこから汲めるんでしょう」
K「あの上の方じゃないか」
マグカップを出して近づこうとするが、足元がもろくてキビシイ(*_*;
K「オレが汲んでくるよ」
ひょいひょいと上へ
メタボでヤバいとおっしゃっているのに、ホントに身軽な方だ。
ごくり・・・
!(^^)!
N「これ、美味しいです。ありがとうございました。」
K「オレはやめておくよ。のぞむさんが茂みに入ってしばらく戻ってこないなんてことが無いといいなぁ」
段々明るくなり、気持ちのイイ登山道になってきた。
8:05
K「ほら、富士が見えるじゃないか」
N「うわ、また先を越されましたね。」
K「ほら、向こう側。河口湖にはまだ雲海が残っている」
N「ちょっと角度的に撮れませんけど、よく見てますね~」
その後、数分で木々が疎らになるポイントへ
ここでも私をパチリ。いつもありがとうございます。
この付近でWBなどを変え、あ~だこ~だと十数枚撮影しているが、さすがに載せるのはここまでにする。
食うかいさんもフィルムカメラとデジカメでそれぞれ撮影した。
この様子なら上についてもバッチリだろう。
8:34 もうすぐ峠!
N「うわぁ、やったぁ」
K「なんじゃこりゃ!」 ※音量の通り
すんばらしい絶景が広がっていた。
まずは記念撮影。
私は勿論デジイチタイム。
ススキが素晴らしい。
麓に河口湖、手前は毛無山だろうか
十二ヶ岳の凹凸。また歩きたいな~
縦構図もイイね。
食うかいさんの決めポーズ
食うかいさんにコンデジを渡すと素敵なアングルを見つけてくれる。嬉しいが、ちょっとジェラシーを感じたりして。
あれが節刀の山頂だろう。
さあいよいよ節刀だ!
続く
本当にありがとうございました。
ずっといきたかったところに
ポンと背中を押していただいた感じでした。
こちらの記載の順に補足させていただきます。
まず、訂正を・・・
のぞむさんが何度も乗っていただいている我が愛車
「湘南」ナンバーです。
歩くペースは、ほんとです。
これからも俺の前を歩いていっていただけると
うれしいです。
(なぜか頻繁にコースアウトされますが・・・?!)
そして、大石峠での記念撮影
わかりましたか?
表題の通り、「O」と「P」、それに展望が「◎」を
意味してます。
さらにコンデジについては
そりゃ・・・ね♪
後で出てくると思うけど
西湖畔でコンデジの使い方で
栃木からの女性をナンパしちゃうくらいですから・・・
その分、一眼はさっぱりダメですけどね。
それでは、続きを楽しみにゆっくりさせていただきます♪
いつも乗せてもらっているのに、おおぼけでした。早速直します。
記念撮影の際にいつもメッセージを入れていますが、今回はただの○ではなく、大石の○ですか。う~む
美しいすすきと夕景の富士を見ることができました。
参考にしてもらえて嬉しいです。
夕景を大石峠で撮ったということはその前は節刀や鬼、それとも黒岳方面を歩いたのでしょうか。
もし、どこかのお山でお会いしたら声をかけてくださいね。