望の富士山(blog版)

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h29.9.10 朝日岳東の肩からの日の出は不発 (10日その1)

2017-09-11 22:54:33 | 富士撮影

土日は高気圧に覆われ、行楽日和との天気予報が出た。

前回、仙丈ヶ岳でヘッデン歩きをして未明の風景を狙ったが、強風で夜景はブレブレ。また、低い雲のお陰で狙っていた赤い色と日の出はイマイチだった。

この晴れはそれを取り返すチャンスだ!

4年ぶりに大弛峠からヘッデン歩き、朝日岳東の肩からの日の出、焼け(画像)を狙ってみることにした。

9日土曜午前は仕事のため、金曜のうちにタントに荷物を詰み、土曜日はタントで出勤。

仕事終了後、13時過ぎに出発。

この時間は気温も高く、エアコンをキンキンに利かせながらの運転だった。土曜午後は交通量も多く、甲州街道はノンビリしか進まなかった。

道の駅かいやまとでトイレ休憩。その少し前、ラジオで桐生祥秀が9秒98を記録したとの速報を伝えていたので、スマホでチェックした。→日刊スポーツ記事

サニブラウンやケンブリッジ、そして多田の陰に隠れていた感があったが、高3で注目されて以来、プレッシャーとの戦いもあっただろう。祝福したい。

 

その後勝沼から農道に入り、塩山付近で国道140を少し走って牧丘トンネル手前で農道へ。

坂道をひたすら進み、焼山峠で一休み。ここでTシャツの上に薄手の長袖を一枚着ることにした。

ちなみにここ(焼山峠)から大弛峠までは17kmと表示があった。何度も通りながら、随分遠いなと思っていたが、そんなにあったのか。

だんだん空が暗くなってきた。

柳平バス停前にはハイカーが十数人。帰宅してから調べた(栄和交通)が、予約制で塩山駅まで50分、1800円とのこと。ちょっとお高めの運賃だが、車を使わない人には貴重な路線だね。

柳平を過ぎた頃からぽつぽつと雨が降り出した。それと同じ頃から、降りてくる一般車、乗り合いタクシーと出会うようになり、場所によってはこちらが左に停めてすれ違う場面が出て来た。

この頃にぼんやり聴いていたYBSの天気予報では「県内の・・・夜半に雨、日曜日は曇りのち晴れ」と報じていた。これはショック!

17時頃大弛峠に到着。予想通り駐車している車は多くあったが、そこそこ空きスペースもあった。晴れていた日中はきっとスゴいことになっていたのだろう。

下画像左の白い4WD車は大弛小屋のもの。数分後にこの車の横にタントを移動させた。

峠に到着した頃に雨は弱まっていたので、傘をさす必要は無かった。

タントに搭載されている温度計は12℃。フリースを着て、ウィンドブレーカーを羽織ることにした

先ずはトイレへ。ここはちょっとオイニーが強いんだよね(^_^;)

夕食は塩山市内のセブンで買った鍋焼きうどん。たしか350円位だったと思うが、うどん、具の天ぷら、ネギともに食感が良く、とても美味しかった。

食後直ぐには眠れない。周囲をうろうろしてみた。

ここ、大弛峠の標高は2365m先々週の北沢峠よりもずっと高い所にある。さらに、金峰山山頂の2599mまでそれ程無いが、アップダウンがあることは重々分かっている。

すぐに出発できるように翌日の準備に取りかかった。

18:12 ふと気がつくと外は真っ白・・・

 

することもないので、そのうち眠くなるだろうと期待して寝袋へ。(18:25)

19時前だが、割と早く眠ることが出来た。

(-_-)zzz

ふと目が覚めて時計を見ると0:10。そして尿意(^_^;)

アラームをセットした2:30までまだ大分時間がある。ウィンドブレーカーを羽織ってトイレへ行くことにした。

空を見上げると雲は多いものどうにか☆も見え、何よりも月齢18.4の月が明るく、ヘッデンが無くても大丈夫な程だった。数時間後はどうだろうか。トイレから戻る頃に一台車が到着した。この時間に着くなら金峰山よりも反対側の国師ヶ岳方面か。

タントに戻り、アラームまで寝ることにした。

(-_-)zzz

アラーム音で起床。窓を開けて外を見るとガスガス・・・あっちゃ~

悔しくて15分後にアラームをセットして二度寝!

次のアラームでは気合いで動き出すことにした。ダメ元でも撮影ポイントまで行かねばここに居る意味が無いのだ。

お湯を沸かして、朝食は鮭雑炊! 量は少なかったが、身体が温まるとエンジンがかかるってもんだね。

これ以外に○○も食べて、お腹が動き出すのを待ったが、この時間に便意はやってこなかった

タイツに履きかえ、裏地がフリースの冬ズボンを履き、ニット帽を被ることにした。4年前はこんな格好だったが、先々週の経験も踏まえての用意だ。

3:38 出発!

ここは歩き出しからいきなりの急登!早々に汗をかき、袖をまくり、ウィンドブレーカーのチャックを開けて胸元からを空気を入れることが出来たが、下半身は暑いまま。冬ズボンが失敗だったかと思うほどだった。

このルートは風通しが悪く、幾つかのアップダウンをタオルで汗をぬぐいながら進んだ。

今日もラジオをスピーカーにしていたが、内容は覚えていない。土曜深夜(日曜未明)って良い番組が無いんだよな~

ブレブレですが・・・樹林帯だが、月が明るく、勇気をもらえる感じだった。

4:41 朝日岳東の肩へ。

ここはふきっさらしでそこそこ風があるが、先々週に比べれば撮影に問題は無いくらいだった。でも、汗が冷えないようにウィンドブレーカーの内側にモンベルダウンを着込んだ。

真上に月がどうにか見えるものの、厚い雲があり、山々は殆ど見えていなかった。

4:56 辛うじて見える街灯りを撮ってみた。ちなみにどこを撮ったのか覚えていない(^_^;)

4:53 出発前に調べていた日の出時刻は5:23。この雲じゃ日の出も焼けもキビシイね(>_<)

先ほど雑炊を作る際に多めにお湯を沸かしておき、テルモスに煎れたコーヒーで身体を温め、変化を待った。

ポケット三脚を忘れたため、コンデジを足下の岩場に置いて自撮り。

5:05 すっかり明るくなってきた頃、ようやく富士が見えた!

5:12 期待していた色の変化はそれほど無かった。

 

5:15 日の出は国師ヶ岳、北奥千丈ヶ岳の左側あたりの筈。この雲じゃ焼けないなぁ

 

この頃、下から賑やかな話し声が聞こえてきた。男性の3人組だった。少し挨拶したくらいで先へと進んでいった。

その後、しばらくしてからソロ男性も登ってきた。

5:25 そろそろ日の出・・・やっぱりダメか。

5:29 北側がほんのり赤くなった。

5:29 色づきの無いまま明るくなってきた。

 

富士はこんな感じ。ドラマは無かった。

5:39 あんなに高くなってからの日の出。

勇気をもらった月をパチリ。

続く


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