前述の様にメインイベントは21時過ぎの田貫湖だが、今回杓子山を選んだのは15時過ぎに二十曲峠下からのダイヤモンド富士撮影を目論んでいたからだ。そこで当初はこの時の様に二十曲峠に車を置いてから登り始めるつもりだったが、山梨県林道をチェックしてみると冬季閉鎖中・・・(今改めて見ると、二十曲までは行けたかも)
従って、久々に杓子不動湯林道から登る計画に変更した。
荒れた林道でスタックしたらとヒヤヒヤだったが、どうにかゲートに到着した。ここはハンググライダーを持ち上げるトラックの通る道のはずなのだが、こんな所をいつも通っているとは余程頑丈な足回りをしているのだろう。
ひょっとして先客がいるかと思ったが、誰も居なかった。
出発前にあらかた整理しておいたので、今日の準備は早かった。車内で着替え、準備体操を済ませ、8:30に出発。
今日はラジオをスピーカーにして、歩くことにした。
これは最近設置された感じだ。「沢コース、Zコース」ともに興味があったが、前述の様に、今日はダイヤタイムに間に合わせるために14時には戻ってきたい。今回は止めておこう。
これも最近設置された感じだ。こんなに近かったっけ?
標柱のすぐ側から富士の展望。今日はずっと富士を見ながら歩けそうだ。
大権首峠まではハンググライダーを運んでいるのでとても歩きやすい。
富士を横目に見ながら歩いていたが、コンデジで撮っているだけでは我慢出来ない。やっぱりデジイチで撮ることにした。
御坂の山々がズラリ。その奥に南アルプスが見えるはずなんだが・・・
9:07 大権首峠
チョコを食べてエネルギーをチャージ。ここから急坂だ!
ここを左折。ここからはジグザグに道が付けられている。
霜柱をざくざく言わせながら進んだ。
え、木段?こんなもの無かったぞ。
そうそうこのロープは記憶にある。
再び現れた木段の先に頂上が見えた。
9:52 杓子山山頂着。
一番乗りかと思ったら、年配の夫婦がベンチで食事中だった。彼らは鳥居地峠に車を置き、高座山を越えてきたという。
何だか頼みにくく、セルフタイマーで記念写真。天空の鐘をカ~ンと鳴らしてみた。
風は冷たいが太陽の光が暖かく、心地よい。足下は霜柱がビッシリ。さすがに気温が低かったのだろう。
取り敢えずソーセージパンを食べて一休み。そしてデジイチタイム!
山中湖方面。奥は愛鷹や箱根。
手前は高座山
やはり南アルプスには雲がかかっている。
麓の富士吉田市街。富士急ハイランド
後ろ側。奥多摩の山々のはず。
手前は道志の山々。あれ、その奥は・・・
ひょっとして筑波山?
この白い頂は?
樹間から三ツ峠のアンテナが見えた。発見だ。
こういう撮り方も気に入っている。
最後にズームで。
10:17 鹿留山へ向けて出発。
小さいアップダウンが幾つかある。
そろそろアソコに着くか
10:39 この露岩はお気に入りの撮影ポイントなのだ。
山頂では強風が吹いているのだろう。
先ほどまで居た杓子山山頂(トリミング)。人が増えたようだ。
これから目指す鹿留山。もうすぐそこだ。
10:48 リスタート。一旦登る
下って子ノ神
ブナの林を進み
11:03 鹿留山頂に到着。勿論誰も居ないのでセルフタイマーで記念撮影。
楽しみにしていたランチタイム!
ここの方が杓子よりも高いのに、これじゃあね。もうちょっとマシな山頂標を付ければイイのにね。
んん、ここから富士が見えるのか!何度も来ているのに初めて気付いた。
この山は展望が無いと思っていたが、よく見れば何とかなりそうだ。そう思って周りを見回した。
足下の街も見えるじゃないか。
三ツ峠のアンテナ。
11:33 リスタート
歩き始めて直ぐ、7,8人の男女のグループに出会った。何人かは手ぶら、数分後子ノ神にデポしてあるザックが幾つかあった。恐らく記念撮影だけして戻ってくるのだろう。
富士の展望を楽しみつつ進んだ。
往路で撮るのを忘れていたブナの大木。
12:08 再び杓子の山頂。ありゃ~、足下がグチャグチャ。霜柱が溶けたんだね。
まだ元気だったので休まずに先へ。うわっちゃ~、こりゃあスゴい。転けないように慎重に進んだ。
途中で団体さんを抜いた。彼らはマイクロバスで不動湯から出発し、この後鳥居地峠でバスが待っているという。
大権首峠を通過。
ここからはトラックが通る道だ。13:00丁度久米さんの番組が始まる頃にゲートへ。
ラジオを聴きながら汗びっしょりのウェアを着替え、またパンを食べて一休み。
後は二十曲峠まで移動だ。再びあの荒れた林道を降りなければならない。
運転に集中するためカーラジオを切った。往路よりもスピードが出すぎてしまうので注意しながら慎重に進んだ。
それでも十分弱で不動湯へ。ようやく舗装路だとほっと胸をなで下ろした時、異変に気付いた。舗装路なのにガタガタするのだ。
嫌な予感がして、鉱泉閣の駐車場へ車を停め、左後ろのタイヤを見た。
やっぱり(T_T)
仕方ない。JAFを呼ぼう。
スマホで電話を掛けたところ、コールセンターのお姉さんの声は聞こえるものの、こちらの声が途切れ途切れになるという。
一旦電話を切り、鉱泉閣で電話を借りることにした。ここは誰も居なかったが、幸い隣のお宅で電話を借りることが出来た。
同じお姉さんと話しをしたところ、到着するのに30~40分ほどかかるという。電話のお礼をしてタントに戻り、久米さんと伊集院さんの話しを聞きながら待つことにした。
約束通りの時間にJAFのサービスマンが車載トラックでやってきた。
彼がタイヤを見たところ、応急処置では無理。タイヤ館に電話して同じ型番のタイヤがあることを確認し、そこまで乗せていくことになった。
レポには書いていないが、これと同様にパンクでJAFのお世話になったことはある。その時は牽引だったが、こうしてトラックに車を乗せてもらうことは初めてだ。
トラブルをレポに乗せようとしている自分って・・・
トラックの助手席で撮影。
このサービスマンさんはこの付近で車を牽引したことや、こうしてトラックに乗せたことはあるそうだが、仰天の話しが出てきた。雪が降った日に二十曲峠で車が転落し、ドライバーは亡くなった。彼が車を引き上げた際、車にはカメラが積んであったという・・・
今回のパンクは痛かったが、林道の途中で動けなくなったり、もっと派手な事故をおこすよりは遙かにマシだったということだ。
富士吉田のタイヤ館へ。
タイヤを交換し、あわせて他に異常が無いか点検してもらったが、問題なし。
これで田貫湖へ行ける。一安心だ。
続く
って、あれ!パンクでしたか(笑)
何はともあれご無事で何よりでした!
やっぱり若さがあるよ~連チャンでの富士詣お疲れさま!
続き楽しみにしていますね!
○ーさんのように毎日のトレーニングが必要ですね。
でも無事で何よりでした。
お山を追いかけるとだんだん普通の場所では飽きたりしますからね。
私も気をつけないと!
お互い車を過信しないようにしましょう。