ナビ任せで469号から県道10号経由で内船駅へ着いたのが16:10
今回の強力な同行者”や”さん(HP:富士山と花のページ)に電話したところ、もう佐野峠に着いて、撮影ポイントの下見をしているという。
「一台トラックが降りていったからすれ違いに気をつけて」というアドバイスをもらい、佐野峠を目指すことにした。
佐野峠に行ったのはなんと12年前。さすがにその頃のことは覚えていなかったが、今回迷うことは無かった。
ナビの画面に内船寺(ないせんじ)が表示されていたので、その方面へ走らせると、このような親切な表示のある分岐へ着いた。(16:16)
右が思親山だが、赤字で「徒歩、小型車は直進」とある。先ほど話しがあったトラックとすれ違うのは嫌だと思い、直進してみた。
この小型車は文字通りの小型車、多分軽トラを意味していると思われ、集落の中の細く斜度のある道を進む羽目になった。( ̄。 ̄;)
数分で程この分岐へ(16:19)。左が親思山方面。
幅の細い林道を進むこと数分、デカイトラックが反対側からやってきて、ブレーキを踏んだ。一瞬緊張したが、運良くその付近は幅が広くなっており、何事も無かったかのようにタントの脇を通っていった。( ̄。 ̄;)( ̄。 ̄;)
その後も幅が狭く、道の真ん中に小さな石や折れた枝などが落ちている道を進んだ。
途中で道幅が広くなり、舗装がよくなった。そしてここからナビで標示のある林道へ出た。ひょっとしてこのまま佐野峠まで行けるのかと思ったが、甘かった。
16:28 「上佐野方面は通行止め標示」へ。
数日前に佐野峠まで行けるかどうかを調べているうちに、山梨県県営林道通行規制のページがヒットした。これはマズいと南部町役場へ電話して確認してみたところ、上佐野方面へは行けないが、内船駅方面からは問題無いという返事をもらっていた。それを知らなければビビっていたところだが、お陰で納得できた。
写っていないが、佐野峠へはこの分岐を右折すれば良い。
ここから先はまた舗装が雑になり、幅の狭い林道へ戻った。詳しいことは分からないが、12年前からどれくらい工事が進んだのだろう。
でも、この分岐から数分で佐野峠へ到着した。先客は2台。左は”や”さんのもの、右は見たこと無いが、今回一緒に行くとメールに書いてあったたけさん(HP:天空の富士)のものだろう。
到着した時に富士は見えていなかったが、雲間から見えた!
勿論ここでSoftBankは使えない。2人が戻ってくるのを待つことにした。
数分後、登山装備の”や”さんとたけさんが戻ってきた。2人は14時過ぎに合流し、この付近を回ってきたという。そして、明日のダイヤは思親山山頂からだと富士の山頂を外れてしまう。この先の林道に開けたところがあるので、そこから撮影出来るとのこと。
何て素晴らしい。彼らが一緒でなかったら、山頂まで登って外れダイヤを撮影するところだった。
ちなみにたけさんと会うのは4年ぶり。背の高い方だとぼんやり覚えていたが、たけさんはこちらのことを覚えていてくれた。
17時前だが、 ”や”さんの提案で、夕食にすることにした。
撮るのを忘れたが、丁度良い東屋とテーブルがあった。ここはトイレも設置されていて富士がよく見え、素敵なポイントだ。
”や”さんは人数分のインスタントおでん、いなり寿司、たけさんはカボチャコロッケをを持ってきてくださった。
3人居ることに気が回っていなかったのぞむはアルファ米とレトルトの中華丼を提供した。運良く100均のどんぶりが役に立った。
さらにローソンのサラダ、車内にあった乾き物とで豪華な夕食となった。
今回初めて教えてもらったが、”や”さんとたけさんは同学年。二人のちょっと荒っぽいやりとりを聞きながら楽しい時間を過ごした。
この頃富士は全然見えていなかったので、翌朝に天気が好転することを期待して早めに寝ることにした。今回は薄手の寝袋にしたが、これで丁度良かった。(18:49)
さすがにこの早い時間なので熟睡はできなかったが、タント寝は快適で2時間少々は寝ることができた。
”や”さんがノックして、富士が見えていることを教えてくれた。冬ウェアを着て車の外へ。それほど気温は下がっていなかった。
たけさんも一緒に撮影大会となった。
21:51 f3.5 ISO1600なのでちょっとざらついているか。
半月が明るかったので、上にもカメラを向けてみた。ちょっと明るくなりすぎたが、面白いので載せてみる。
WBを変えてみた。ISO400にするとざらつきがざらつきが改善されたかな。
駐車場から離れた場所へ移動。”や”さんのアドバイスで木を入れてみた。
明るい星が見えていたので撮ってみた。あ、この星がなんなのか、聞いておけば良かった・・・
翌朝に備えて再び寝ることにした。
続く。
「光りたち明けの明星いでし空にかぎろいなるや赤みの見ゆる」
「東天に高々光る明星の去る時近しか かぎろいも見ゆる」
「ようように白みそめにし空のした目覚めは近き思親山かな」
「日の出待ち立てば光りは富士の背に雄々しく出でる思親山かな」
「あかみ増す東の空に富士は立ちダイヤのごとき光りに包まる」