新道峠から若彦トンネルを通り、河口湖大石の集落へ戻った。前日にチェックしておいたハッピードリンクショップでスポドリとお茶を買った。ほんのちょっとだが、節約したいのだ。
数分後、137号のセブンの駐車場へ。スマホの電波オフを解除し、早朝秦野を出発してくる食うかいさんとメールでやりとりしたところ、まだ小一時間かかるとのこと。
このセブンで待つことを約束し、アラームを30分後にセットしてシートを倒した。天気予報では都内の気温が34℃まで上がると伝えていたが、7時半過ぎの河口湖畔は曇っていたこともあり、寝るには丁度良いコンディションだった。
(-_-)zzz
アラームで起きて、セブンに入りパンやオニギリを購入。何しろ新道峠で食べてからもう4時間以上経っている。これからの登山に備えて食べておこうって訳だ。
食事中に電話が鳴った。食うかいさんはもうセブンに着いたとのこと。
なぜなのか、こちらは分からなかったが、食うかいさんがその理由を突き止めた。私が居たのは137号の旧道のセブン、彼が電話しているのは新道のセブンというわけだ。登山口で合流することにして電話を切った。
137号を上って、トンネル前右折し、いつもの登山口の駐車場へ着いたが、バッチリ満車状態。仕方ないので、突き当たりを右、西川林道方面へ数十m進んだところに空きスペースを見つけた。
丁度停車したところで食うかい車も到着。助手席には蛉さん。彼女と歩くのは昨年8月の御岳山以来だ。
食うかいさんは十数年ぶり、蛉さんは初めての三ツ峠。二人とも今日をとても楽しみにしていたとのこと。
挨拶もそこそこに大急ぎで着替え、8:50頃出発。
先ずは登山口のトイレへ。ここのトイレは水洗だと蛉さんにアピール。これ、大事だよね。
ジープ道をしゃべりながら進んだ。
ちらっと写るショベルカーは食うかいさんが前回来た十数年前にもあったそうだ。いつから有るんだろう。
食うかいさんが降りてきた年配のハイカーに話しかけたところ、登山道の脇にレンゲショウマが咲いているという。
「ほら、ここに有ったよ」
デジイチで
蛉さんはキノコ萌え。3人それぞれの被写体を探しながらのんびり進んだ。
まだ10時頃だったが、続々と降りてくるハイカーと出会った。中には三脚を担いだベテランさんも居て、食うかいさんが残念でしたね~と声を掛けていた。
私はやっぱりレンゲショウマ一筋だ。
食うかいさんが目敏くオダマキを見つけた。さすがだ。
「ダースベーダーみたい」と蛉さん。うん、言い得て妙だ。
ジャコウソウとご指摘をいただきました。
シモツケソウとシモツケの違いが話題に出た。以前調べたことがあったが、忘れてしまったので、もう一度載せてみる。
シモツケソウの葉形は紅葉のように掌形。シモツケの葉形は披針形または卵形。
つまり、これはシモツケソウ
ここにはウスユキソウ。いっぱい咲いていた。
三ツ峠山荘まであと少し。
カイフウロ
シュロソウ
山荘前の分岐を木無山方面へ。
最初のベンチで(6月の画像)でブランチ。まずは先ほどセブンで買ったオニギリを使ってお茶漬けにしてみた。
蛉さんに凍らせたジュースを頂いた。とても美味しかった。
ここで1回目の記念撮影。
ここから富士が見えるんですよ(6月の画像)と蛉さんに伝えたが、今日はこの通り。
食うかいさんは木無山方面は歩いたことがないそうなので、行ってみることにした。そういえば私もかなり久々だ。前回が思い出せない。
オニユリ
「すっげ~、こんなにいっぱい咲いてるなんて驚きだよ」と食うかいさん
ウツボグサ
カイフウロ
小道を見つけた。
へぇ~、こんな所に出るんだ。三ツ峠には十数回来ているのに知らなかった。
「ほら、見てみなよ、この高度感」
「膝がガクガクするぅ」と蛉さん
「あ、実はオレもそうなんだ」
「ほら、これ。ロッククライミングに使うんだろうね」
食うかいさんと来ると色んな発見がある。
ヤマハハコ
マツムシソウ。秋が近いのかな~
カイフウロがいっぱい
この柵がお花を守っている
柵の中をデジイチで覗き込んでみた。オオバギボウシが目立つが、他にもあるのだろう。
木無山の看板の前でも記念撮影。
先ほど来た道を引き返し、山荘方面へ。
オトギリソウキンミズヒキとご指摘をいただきました。
山荘を通過。この広場には大勢のハイカーが寛いでいた。
ここからも南アルプスが見えるんですよ・・・
オカトラノオも今シーズン初見。
ツリガネニンジン
「この珊瑚みたいのは何だい?」
「う~ん、帰ったら調べてみます・・・」
「この白いのは?さっきと違うね。」
「それも調べてみます」
この鮮やかな黄色は何だろう。これは聞かれていないが。
ヨイマチグサとご指摘をいただきました。
ガスガスの屏風岩をバックにしたらイイ感じになったかも。
四季楽園前のベンチで数人がランチタイム中だった。
2人には先に行ってもらい、公衆トイレに寄ってから開運山へ。
途中で2人に合流した。この途中では親子連れも含め多くのハイカーと出会った。
あれ、なんだこりゃ。
「きっと階段を作るんだろうね」
アンテナの脇に臨時の登山道が付けられていた。
ここにもレンゲショウマ!
山頂の石碑と記念撮影。あ、文字を隠しちゃった。
山梨百名山の標柱と
今度はランチ。食うかいさんからじゃがりこの差し入れ。スープに浸すとなかなかの食感になった。
ここからの富士を見せたかったな~と蛉さんにデジイチのモニターを見せてみた。(6月の画像)
蛉さんが作ったケルン。
13:05 下山開始。
ここの斜面は滑りやすく、蛉さんはきゃ~きゃ~良いながら楽しそうに降りていた。
四季楽園まで降りたところで、公衆トイレへ。
蛉さんから貴重な情報をもらった。ここの個室はドアを閉めると真っ暗になってしまうそうだ。予め分かっていればヘッデンを貸すこともできたのだが、そこまで知らなかった。彼女には次の山行の前に買うようにアドバイスした。
食うかいさんの提案で、先ほど通った広場では無く、西側のジープ道で帰ることにした。これも新たな発見だ。
数分で往路に合流。
往路を戻るので今度は花の撮影はしていない。さくさく降りた。
下からスゴい音がすると思ったら、石を積んだキャタピラ車だった。恐らく先ほどの開運山頂の工事に使うのだろう。
14:22 駐車場へ
それぞれ着替えて今日5回目の記念撮影。
ここで2人と別れた。また、行きましょう!
山の上はガスガスだったのに、気がつくとこの青空!
林道の途中から見事な富士が見えたのでハザードを出して停め、デジイチで撮影した。この夏富士を見せたかったな~
137号まで降りてくると、空気が変わった。この日は東京で34℃まで上がる日だったのだ。
今シーズン初、いやもっと言うとこのニュータントにしたから初めてエアコンをめいっぱい付けての運転になった。
いつものルートで139号で大月へ。眠気がやってきたので途中のコンビニで一眠りといきたかったが、何しろ暑い(T_T)
エアコンを付けて寝ることはポリシーに反するのだ。そこで、ガリガリ君を買って、無理矢理目を覚ますことにした。取り敢えず目が覚めたが、これはいつも使える作戦では無い。
その後もメントール系のガムなどでごまかしつつの運転が続いた。
20号に入り、途中までは良かったが、藤野から相模湖辺りで渋滞に掴まった。小仏渋滞を回避して降りてきた車が増えるのでこの辺は混むのだ。
結局自宅に着いたのは20時過ぎ。5時間以上かかったわけだ。あ~キツかった。
※ お花の名前など、ご存じでしたら教えてください。m(_ _)m
すごく楽しかったのですが、レポを見てまた更に楽しくなりました(*^_^*)
思いの外私が
写っていてびっくりでした
次回までには筋トレを、、、、(笑)
ダースベーダーのお花
そうそう!と思いました♪
また、凍ったジュースの差し入れありがとうございました。ホントに美味しく頂きました。
筋トレはともかく低い山にお出かけくださいね。秋か冬にまたご一緒しましょう。
お盆の土日はペルセウス座流星群の撮影を兼ねて初心者連れで三ツ峠に泊りで行く予定です。空が晴れると良いですが難しそうですね。
キンミズヒキもヨイマチグサもみたことあったのに、名前が出てきませんでした。
土曜の夜が晴れると良いですね。
歩いてないと
ホントいろいろダメですね。
三シリーズも
フリーズしそうです
さて
ヨッシーさんに
教えていただいてましたか〜
オオマツヨイグサを
あのようにするとは
感心してしまいました。
望さん、今度おしえてあげるね
フウロの区別がよくわからなくて…
高山では『ハクサンフウロ』がほとんど。
山梨だから『カイフウロ』でいいんじゃね?
と思っていたら、『グンナイフウロ』なるものもあったりして…
オダマキも正式には何とかがつきますよね。
まあ、俺にしてみればスミレが一番難しいけど
そうそう
ヨッシーさんに教えていただいた
千葉さな(子)のお墓いってきました。
ありがとうございました。