10:00 右俣コースを登る。ポケットにヤマケイアルペンガイドのコピーを入れておき、要所要所で参考にしていた。
トリカブト
直ぐ前でお花を撮影しているオジサマを見つけ、声をかけた。彼も花好きのようで、その後何度か話をした。
タカネナデシコ
このフォルムは枝豆なんだけど、何だろう?オジサマもわからないそうだ。 →タイツリオウギの実
※ 花の名前を検索していた際、一番良かったのがsanpoさんのこのページ。流石だ!
ハクサンフウロ
んん、これも気になるけど
ここにもヤマハハコ
上が見えてきた。もう少しで尾根に出られるか。
ダケカンバの下で休憩。だいぶへばってきた・・・
お、ここはイイ感じ。
先ほどのオジサマが休憩中。でも、ここは日向なので休むにはキツそう。
少し先で木陰を見つけ、ブランチにすることにした。
棒ラーメンは先月から練習してきたお陰で水の量はパッケージに書かれた量よりもやや少なめにすることや加熱時間などもバッチリだ。
・・・
でも、ヘロヘロ過ぎてなかなか食べきれなかった。いや、食べたからその後も動けたのだ。そう思うことにしよう。
少し先の開けたところで、先ほど食事中に見かけた子供を連れたグループが休んでいた。
一番小さい女の子は小学校低学年かひょっとすると幼稚園生か。超ハイテンションで走り回っていた。
お父さんらしき男性は電話で上の方に居る誰かに手を振っていた。きっとdocomoなんだろうなぁ。ちなみに私のスマホはsoftbank。どうせ無駄なので、乗り合いタクシーに乗る前から機内モードにしておいた。
その後は植生保護柵の脇を登る。
ハクサンフウロ
トリカブト
このヒョロヒョロと細長いお花は?→タカネシュロウソウ?
う~ん、シシウドの仲間だよね。
整備されたコースを進む。
お、これ可愛いね。何だろう? →ウメバチソウ
ニガナに見えるけど・・・→ミヤマニガナ
もうすぐ尾根
これも可愛い! →ヒメコゴメグサ
12:30 白根御池からのコースと合流。『肩の小屋まで50分』の標示有り。帰りはここから降りるつもりだ。
関西弁のおっちゃん達がスゴく楽しそうに話していた。関西の方は年齢を問わずハイテンションだなぁ。
標柱のやや上からデジイチタイム。
鳳凰の高さぐらいまで来たかな~
この前後くらいから頭痛が始まった。理由は分かってる。高山病だ。4年前の仙丈ヶ岳、3年前の鳳凰山でも経験していた。そういう体質なのだから仕方ない。今回も必ず起きるだろうと思い、買っておいたpocketoxyを出し、数秒酸素を吸ってみた。ほんの少しだが楽になった気がする。これはカメラマンベストのポケットに入れておき、直ぐに出せるサイズだったのが有り難かった。その後も息が苦しくなったり、頭痛がひどくなったときに使った。
もう少しで尾根だ。(こればっか)
おお~イイ感じだぁ。
これも可愛い・・・→オンタデ?
13:02 小太郎尾根分岐
わぁ~仙丈ヶ岳だ!
向こうが小太郎山か。すぐ側にはザックが2つあった。デポしてピストンかな。そんな気力は無かった。
甲斐駒を撮りたかったが、なかなか見えない。数分待ってようやく撮影に成功した。
関西弁のおっちゃん達が追いついてきた。アレが仙丈ヶ岳、向こうが甲斐駒だと教えると喜んでいた。関西から来ると大変だよなぁ。でも、良い日に来て良かったね。
地蔵のオベリスク。
ここでの撮影は満足した。さぁ小屋を目指そう。
よし、小屋が見えた。
ロープ場を超える。
なかなか着かない(^^;)
こんなところでトレランの皆さん。いつも思うけど、あのザックの中にどれだけ水が入っているのだろう。こっちは今朝出発時点で背負っていた3㍑弱のうち、あとわずかしかないのにね。
這いつくばるようにデジイチで撮影している女性を見つけた。尋ねるとタカネシオガマだという。彼女に倣いデジイチで撮影。
さっきも撮ったが、ヒメコゴメグサ これ気に入ったなぁ
振り返ると甲斐駒が先ほどよりクリアに見えた。
小屋の随分手前でテントを貼っている方がいた。直接尋ねては居ないが、静かなところが良いのだろう。後で分かるが、小屋の側はずっと多かった。
14:05 肩の小屋到着! 大賑わいだ。
続きますよ~
※その3を作っている途中で一日にアップロードできる枚数を超えてしまいました。m(_ _)m
※お花の名前など、間違いがありましたらご指摘ください。m(_ _)m