さて、とりあえず朝飯だ。このカルボナーラは初めて食べたがなかなか美味しかった。それにアルファ米と違い、3分で出来上がるので時間が節約できる。次回もいけそうだ。欠点はちょっと量が少ないこと。アルミバッグの中に入れてきたものは殆ど食べてしまい、心許なくなってきた。
部屋に戻ると大学生の姿は無く、関西のオッチャン達は出発直前、そりゃぁそ~だよね。望の富士山名刺を渡して別れた。
こちらはトイレで出すものを出して一安心。(^^;) 昨日の広河原のときより出たかも。ちょっとはサラダが効いたかな。
昨日のレポで書けば良かったが、トイレ使用の度に協力金100円を缶の中に入れる形式だ。昨日、今日で500円以上は協力したか。でも、ここは小便器3つと個室の洋式が5つ。そしてキレイなのが有り難かった。スタッフに感謝感謝だ。
また、昨日汲んだ南アルプスの天然水はもう1㍑しか残っていなかったので、フロントでポカリ500mlペットボトル400円、消毒した水1㍑100円を昼食用と非常用に購入した。
ちなみにここで購入したペットボトル、缶などはひねってつぶしたり、場合によっては機械でぺしゃんこにして、容積を小さくしたものが集められていた。ヘリコプターで搬送らしい。(確認していないが)
山の水も大変だけど、ゴミの処理も大変だよね。
そして更衣室でタイツを履いたりして再び山行の格好になった。最後に2日分のゴミ、初日と今朝まで着ていたウェアなどをザックの中をもう一度詰め込んだ。これまたパンパンになり、重さは出発時点と変わらなかったかも(^^;)
部屋を出たのは宿泊客で一番最後、スタッフが掃除などに入ってくるのとほぼ同じ頃になっていた。(^^;)
まだ小屋の付近に居たのは昨日の小学生兄妹などの家族連れ、のんびり山行の人たちだろう。数人がこの小屋の看板で記念写真を撮っていたので、私も順番を待ち、スタッフにシャッターをお願いした。カ~ン♪
6:37 山頂までは50分と書いてある。まぁゆっくり行こう!
ほんの数分で急坂へ。
ぜぃぜぃする(>_
早速pocetoxyを取り出して酸素を吸い込んだ。昨日、寝ているときも使用したが、ホントにこれは有り難かった。
画像に写るベテランさんもキツいとこぼしていた。
? 3000mを超えた岩場なのにお花を見ることができる。
トウヤクリンドウ
うわぁ、向こうか
チシマギキョウ?
人影、子供だ。あそこが山頂か?
登りきったところには小学生くらいの女の子とそのお父さんらしき人が居たが、山頂ではなかった。(7:09頃)
おお、すっげ~!
このアングルが見たことあるぞ。これなら日本一と二番目の山を重ねて撮れるってわけだ。
この時点では思い出せなかったが、帰宅してヨッシーさんのレポを見直して、納得した。ここは北岳の南峰、標高点のあるのが北峰だということ。
向こうが間ノ岳か。麓に北岳山荘も見える。向こうに行くなら、もっと早く山小屋を出ないとなぁ。(食うかいさん、コメの返事はこれです)
数分後、山頂側から登り着いてきた男性の記念撮影を引き受けると、今度は私の分も撮ってくれるという。
勿論富士山と北岳をバックに1枚目
そして甲斐駒バックに
この他にも3枚違ったアングルで撮ってくれた。(^^;)
彼は昨日朝、広河原を出発し、八本歯のコルを回って北岳山荘に泊まったという。「いやぁ八本歯のコルは大変でしたぁ」とのこと・・・(この一言の意味は後で)
望の富士山名刺を渡し、レポに載せることを話した。お住まいを尋ねるとなんと秦野だという。こちらにお住まいの方と言えば食うかいさん。サービス精神旺盛なのは土地柄なのだろうか。
7:18 リスタート
一旦急坂を下る。この男性にあっという間に抜かれた。あ、こっちが遅いんだけどね。
これも可愛いね。何だろう?→タカネツメクサとご指摘をいただきました。
声が聞こえる。今度こそあそこだ。
7:30 北岳山頂到着!
まずは記念写真。
勿論、ここも山梨百名山! ブログになってペースが落ちて、昨年秋の御正体山に続き2座目で67座となった。
ちなみに日本百名山は今年GWの天城山(万三郎岳)に続いて11座目。
そして富士山をバックに。
ちなみにこれら3枚は別々の方にお願いしました。皆さまありがとうございました。m(_ _)m
羊羹(だったかな)を食べて、デジイチタイム!
雲海が見事だぁ
富士から右回りに撮影
間ノ岳、その奥に農鳥は見えるのか?
側に居た方に教えてもらったが、中央アルプス
木曽駒ズーム
仙丈ヶ岳の奥が北アルプス
御嶽山ズーム
仙丈ヶ岳の右が北アルプス
槍ヶ岳ズーム
先ほど居た南峰と甲斐駒
甲斐駒
鳳凰
地蔵のオベリスクをズーム!
八ヶ岳は雲海に隠れている。
もう一度富士。この雲海が大迫力ぅ!
撮影中に、北岳山荘方面から見覚えのある二人がやってきた。昨日乗り合いタクシーで隣の席だった小学生の男の子とそのお母さんだ。「タクシーで隣でした」と話しかけると、「そうでしたっけ」という返事。まぁそんなもんだ。
どういうルートだったのか尋ねると、八本歯のコルを通って北岳山荘でテン泊だったという。テン泊用のザックを背負って、あの梯子を登ったということか、スゴいなぁ。
「大変だったんじゃないですか?」
「ええ、やばかったです」
実はアルペンガイドを参考にし、一昨日の夜に登山届けに提出した工程表は北岳山頂から八本場のコルを降り、二俣まで戻ってから白根御池へ回るつもりでいた。あの梯子は色々なレポで見て行ってみたいと思っていたのだ。
でも、先ほど南峰で話した秦野の方とこのお母さんの話を聞き、やはり無理をするのは止めることにした。梯子の途中で頭痛が始まるなど、トラブったら事故るかもしれない。
と言うわけで、無理せずに肩の小屋経由で下山することにした。
続きま~す。
※お花の名前、山の名前など、間違いがありましたらご指摘ください。m(_ _)m
羨ましいね・・・・・
空の色が違うよね。