聡美の同級生

　朝少し遅い時間に出る時、同級生の娘さんを見かける事があります。
就職して三年目、もう立派な？社会人でしょうね。
彼女を見ると、ありがとうそしてごめんなさいという気持ちになります。

一番嫌な日のあとも思い出というか
娘が傍に居る感じを持って接して頂いた事には感謝するばかりです。
そんな彼女と高校に入学した頃、
二人が自転車で行くのに娘の仕度が遅く、よく待たせてましたね。
それも忘れる事が出来ないから、ごめんなさいという気持ちにもなります。

彼女が言った言葉や態度も忘れないで覚えています。
あの日からどれくらい経った日か覚えていませんが、家にお邪魔した時
余り喋らず私を見ておられ、後から聞いて分かったのですが
「お父さんの喋る口調やしぐさは、さっちゃんと似ているから
　見る事しか出来なかった。」

この時からかなり時が経ってますが、まだ話すのは苦手ですかね。
余り意識しないようにして下さいね。
彼女だけでなく、娘の周りには優しい人で一杯です。


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