ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

ますます非寛容な社会へ

2016-05-02 | 日記

 

メーデーは遠くなりにけり。

サイト更新をしながら、50年近く前、メーデーに動員されたことを思い出していました。

代々木公園に集まって、演説を聞いたあと清水谷公園へデモ行進・・・だったような気がします。

 

そんなメーデーが今も続いているのでしょうか。

その頃に比べ、今は労働組合の組織率も低くなっているようです。

泣く子も黙る日教組、自治労、総評参加の労連・・・いまはすっかり影が薄くなりました。

 

さて、土曜日、テレビ局から取材依頼のメールが届きました。

シニア向けのパソコン教室の様子や参加者の声を収録、そのVTRをもとにトークする番組の模様。

団体の宣伝にもなるので、番組制作会社の担当者とメールのやりとりを始めました。

 

こうした取材依頼は、メディアや個人から時々来ますが、その殆どは、ネットを見て、というもの。

特にマスメディアは、番組のネタ探しでネットをよく検索しているようです。

これまで多かった取材の検索キーワードは、SNS、シニア、パソコンといったところ。

 

それだけネットが日常化したからなのでしょう。

まずはネットの世界で話題になり、それをTVメディアがワイドショー的な番組で後追いする。

そういう構図も多くなってきているようです。

 

サイト更新の合間に見たニュース専門のサイトでもそうしたことを取り上げていました。

もっともテーマは、その構図云々というより、ネットに端を発する芸能人などへのバッシング。

それが繰り返しなぜ起きるのか、ということを精神科医のゲストを招いて分析する内容でした。

 

厳しい経済環境、地域共同体の崩壊、組織の管理化などによって人心がストレスフルになる。

鬱屈した不安、不満、妬み、怒りなどが、自分より優位の地位にあるものへ放出される。

それがネットやマスメディアに増幅されて、異常なバッシングに至る。

 

乱暴に要約するとそんな内容でした。

さらに一言でいうなら、社会全体が非寛容になってきているということ。

その典型が異論を許さない時の政権・・・というのはわたしが勝手につけ加えたことですが。

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