特別天然記念物である米原市の「長岡ゲンジボタル」の生息地で、橋の架け替え工事をするため、10月5日(水)、一帯に住む生き物たちを安全な場所に引っ越しさせる作業が行われた。
↑写真:びわ湖放送より
米原市を流れる天野川には、ゲンジボタルが数多く生息していて、流域の中でも、長岡地区周辺のホタルは特別天然記念物に指定されている。付近では、来月から橋の架け替え工事が予定されていて、川の一部が影響を受けることになる。
↑写真:びわ湖放送よりより
工事を前に、5日行われた作業は、国から特別な許可を受けて実施されたもので、米原市の職員の他、ホタルの保護活動に取り組んでいる地元の人たちおよそ20人が参加した。参加者らは、川に網を入れ、ホタルの幼虫の他、川の中のいろいろな生き物を探して行った。
5日は、未明までの雨により水量が多かったためか、川底の石に隠れているホタルの幼虫は見つからなかったが、幼虫のエサとなる貝・カワニナの他、ヤゴなどの水生昆虫や小魚など、15種類以上の生き物が捕獲された。
捕まえた生き物たちは6日、地元の小学校での環境学習に役立てられた後、生態系への影響を考慮して、同じ天野川の別の場所に放流されることになっている。
5日は、未明までの雨により水量が多かったためか、川底の石に隠れているホタルの幼虫は見つからなかったが、幼虫のエサとなる貝・カワニナの他、ヤゴなどの水生昆虫や小魚など、15種類以上の生き物が捕獲された。
捕まえた生き物たちは6日、地元の小学校での環境学習に役立てられた後、生態系への影響を考慮して、同じ天野川の別の場所に放流されることになっている。
<びわ湖放送より>