滋賀県愛荘町にある高等養護学校の生徒たちが、地元の特産品「秦荘(はたしょう)のやまいも」の植え付けを体験しました。
秦荘(はたしょう)のやまいも https://shigaquo.jp/report/57.html
この体験会は、地元の特産品を育てる楽しさを知ってもらおうと、町の活性化に取り組む市民団体などが行ったもので、愛荘町にある「愛知(えち)高等養護学校」で農業や園芸を学んでいる2年生5人が参加した。 生徒たちは、器具を使って畑に深さ30cmほどの穴を掘り、やまいもが穴に沿ってまっすぐ育つよう砂を入れてった。
そして地元の農家が育てた長さ10cmほどの「秦荘のやまいも」の種芋をそばに植えて、土をかぶせていた。 生徒たちははじめは農家の人に教えてもらっていたが、すぐにコツをつかみ、30分ほどでおよそ30個の種芋を植え付けていた。
参加した生徒の1人は「地元の特産品を育てることができて楽しいです。とろろ汁にして食べたいです」と話していた。
体験会を企画した市民団体の伊谷正昭会長は「子どもたちがいきいきと作業してくれてうれしいです。今後も子どもや地域の人たちにこうした体験をしてもらい、地域の振興にもつなげていきたい」と話していた。
植え付けたやまいもは、生徒たちが10月から11月にかけて収穫するという。
<記事・写真: NHK大津より>