湖東発祥の盆踊り唄をPRする「東近江江州(ごうしゅう)音頭会館」が8月30日、旧八日市保健センター内(八日市図書館隣)(東近江市八日市金屋2-6-25)にオープンする。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開館記念式典と公演は、
8月30日(日)13:30~16:00、動画投稿サイト「ユーチューブ」などでライブ中継する。
9月5日(土)からは土日祝日の10:00~16:00、入場無料で一般開放し、音源や映像の紹介、踊りや歌の指導などを進めていく。平日に来館希望の場合は050ー5801ー1169へ。
「江州音頭」は江戸時代末期、八日市に住む西沢寅吉(桜川大龍)が祭文語りの名人・桜川雛山に弟子入りし、念仏踊りなどを取り入れて創始した。同郷の奥村九左衛門(真鍮家好文)も協力して盆踊りの曲目などを整え、近畿一円に広まっていった。
滋賀県豊郷町の千樹寺再建の際にも西沢が招かれ、絵日傘や扇を使った盛大な踊りがあり、同町も「江州音頭発祥地」とされている。
<毎日新聞より>
尚、今回「東近江江州音頭会館」ができ、「東近江大凧会館」(東近江市八日市東本町)が既にあるので、あと残りは、東近江市の奥永源寺地区に全国木地師の郷、「東近江木地師記念会館」が東近江の文化保存施設として待たれるところだ。