女子硬式野球の日本一を決める「第19回全日本女子硬式野球選手権大会」(全日本女子野球連盟主催)が10月7日(土)、愛媛県松山市で開幕する。
関西王者として挑む「東近江バイオレッツ」の初戦は10月7日(土)16:00から。「至学館大学」(愛知)と対戦する。
全国各地で行われた女子硬式野球大会の上位チームのみが出場でき、女子硬式野球界最高峰の大会に位置づけられる同大会。
トーナメント制で、高校や大学、社会人、クラブチームなど実力揃いの28チームが出場。バイオレッツは今年も選考枠として出場を決めた。
2018年に創設以降、6年連続出場のバイオレッツは、同大会での優勝を第一目標として日々の練習に取り組んできた。2021年には3位に輝くなど、全国にバイオレッツの名を広めた大会でもあるが、関西大会や西日本大会で連覇を果たすバイオレッツの実力を持っても全国の壁は厚く、優勝候補チームとして挑んだ昨年は初戦敗退を期した悔しい思いがある。
監督就任2年目となる中村茜監督は「ベスト16で終わった8月のクラブ選手権ともに、相手投手の層の厚さを感じ、こちらの守備のミスから相手に流れもつくってしまった。事前準備もしたが関東の壁を感じた」と振り返る。
その一方で、収穫が多かったのも事実。「選手たちの実力は十分にある。上位打線だけでなく下位打線にも力が付き、隙なく得点が狙える。ロースコア対決を意識し、つなげる打線で一丸となって優勝をつかみたい」と意気込む。
今年のバイオレッツのスローガンは「Passion for One~日本一奪取へ~」。選手総勢24人一丸で頂点を目指す。
なお、試合中継は、WBFJ公式ユーチューブチャンネル MADONNA JPAN TVでライブ配信される。決勝は10月11日(水)を予定している。
<滋賀報知新聞より>