ふるさと納税で滋賀県内全市町が近江牛を返礼品にできるようにした滋賀県の「地域資源」認定に対し、近江八幡市が不当だとして国に審査を申し出たことを巡って、産地の東近江市の小椋正清市長は5月26日の定例会見で、近江八幡市の主張に否定的な見解を示した。
既に多くの市町が加工品などを返礼品にしている現状を指摘し、「(近江八幡市の主張する)ブランド価値の低下にはつながらない。深刻に考え過ぎでは」と疑問を呈し、「滋賀県がしっかりとリードしていかないといけない」と述べた。
東近江市内の近江牛の肥育農家は19軒、頭数は1400頭で、東近江市の2020年度のふるさと納税額は5.7億円。いずれも滋賀県内上位で、近江牛関連の返礼品は、納税額の25%程度を占める人気となっている。
近江牛ブランド低下懸念 近江八幡市と竜王町が「ふるさと納税」の全市町返礼品入りに反対
https://blog.goo.ne.jp/ntt000012/d/20210507
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<中日新聞より>