東近江市五個荘地区の郷土玩具「小幡人形」を紹介する企画展が開かれている。
↑写真:びわ湖放送より
「小幡人形」(おばたでこ)展示会
期間: 5月14日(日)まで
場所: 東近江市五個荘図書館(東近江市小畑町227)
小幡人形は、江戸時代の中頃、中山道の街道筋にあった東近江市の五個荘小幡町で、道中を行き交う旅人に向けて販売していたのが始まり。
人形作りには、土の型を用いることから土人形を指す「でこ」、「おばたでこ」という愛称でも親しまれている。
東近江市五個荘図書館で展示されている20点の小幡人形は、9代目となる今の当主・細居源悟さんが制作したもの。
↑写真:びわ湖放送より
↑写真:びわ湖放送より
↑写真:びわ湖放送より
小幡人形の題材には、「縁起物」や「植物もの」「風俗を表したもの」など400種類以上あるとされ、結婚のお祝いの品として用いられてきた。
展示品の中には、こうした縁起物の他、年賀状の記念切手として用いられたものもあり、人形が全国に広く知られていることを伺わせている。
<びわ湖放送より>