センバツ高校野球で、滋賀県勢初めてとなるセンバツ準優勝を果たした「近江高校」のメンバーが4月1日、彦根市の学校へ戻り、監督や選手が心境を語った。
先月、甲子園球場で開幕した2022年センバツ高校野球で、近江高校は新型コロナの影響で辞退した京都国際高校に代わって、急遽、出場が決まる中、滋賀県勢として初めて春のセンバツで準優勝を果たした。
先月、甲子園球場で開幕した2022年センバツ高校野球で、近江高校は新型コロナの影響で辞退した京都国際高校に代わって、急遽、出場が決まる中、滋賀県勢として初めて春のセンバツで準優勝を果たした。
↑写真:毎日新聞より
決勝戦から一夜明けた1日、多賀章仁監督や主将の山田陽翔選手らは12:30ごろ、彦根市の学校に到着した。
選手たちは吹奏楽部の演奏が行われる中、学校長や保護者、在校生などおよそ250人に出迎えられ、多賀監督を先頭に選手たちが現れると、大きな拍手が沸き起こった。
報告会で、岩谷斉校長は「みなさんは高校野球の歴史に近江高校の名前を刻んでくれました。心から誇りに思います」と選手たちを称えた。
報告会の後、多賀監督は「一戦一戦力をつけて行った中での準優勝だった。まだまだ発展途上のチームなので、悲願の日本一を目指してやってくれると信じている」と話していた。
主将の山田選手は「この大会は、野球ができることに感謝する大会だった。夏に向けて、今日から新たなスタートで頑張っていこうと思う」と話した。
主将の山田選手は「この大会は、野球ができることに感謝する大会だった。夏に向けて、今日から新たなスタートで頑張っていこうと思う」と話した。
<NHK大津より>
近江高校は大会直前には欠場した「京都国際」に代わっての出場で準備不足は否めなかった。今大会は「投手、4番、主将」である「山田」あっての「近江高校」であった。チームはよく頑張ったが、しかし、投手陣が山田以外育っていないのが特に決勝戦で露呈した。2番手3番手の投手陣を育成するのが夏以降に向けての課題である。