東近江市の道の駅「あいとうマーガレットステーション」は1月24日、地域活性化の優れた取り組みを財政支援する国交省の重点「道の駅」に選ばれた。
東近江市は道の駅周辺を「ガーデンビレッジ」とする構想を掲げ、貸農園や体験企画、宿泊施設などの整備を進める。
本年度の重点道の駅は全国15カ所で、滋賀県内では唯一。駐車場や休憩施設といったハード面の整備で国交省の支援を受けられる。
構想では道の駅が窓口となり、周辺の農地を「農ガールシェア畑」「セミプロ貸農園」として個人に貸し、農業体験の企画も増やして、若い女性らの就農や、食の安全に関心の高い子育て世代の交流を促す。外国人旅行者向けの宿泊施設の整備も見据えている。
尚、道の駅「あいとうマーガレットステーション」(東近江市妹町)は1995年に開業。国道307号に面し、地元産野菜の販売や体験イベントなどで2019年は前年比1割増の年間78万人が訪れた。
<中日新聞より>