8月18日(日)、新宅に転居後の地元で子供達のための地蔵盆があった。
今の地域は実家から近いが昔はこの時期は盆踊り、地蔵盆で楽しかった。
実家近くには三角地蔵尊があり、お堂があった。地蔵盆は3日あり、輪になって数珠を108回、長老が念仏を唱え廻すのだった。その後、各家からお供えした菓子、飲み物、スイカ等を貰うのが嬉しく毎回参加したものだ。地蔵盆では毎年、提灯の絵を描き、地蔵尊までの道にかざし夜は美しかった。
新しく住むこの地域は昔、広大な飛行場の跡地の一部で戦後開拓された。よって50-60年の歴史しかないがそれでも新しく移り住んできた人達が少しずつ町を形成してきた。
その世代の人達は皆今70才以上になっているが色んな行事を子供・孫世代のために歴史や伝統を伝えようと努力してきた。中味や形は昔と比べものにならないがそれでも続くこと願いたい。