東近江市の女子硬式野球社会人クラブチーム「東近江バイオレッツ」は「近江牛」生産・流通推進協議会と連携協定を結んだ。
試合用ヘルメットに協議会のロゴを掲載するなどしてブランド牛をPRし、年間30万円相当の近江牛を提供してもらうことになった。
試合用ヘルメットに協議会のロゴを掲載するなどしてブランド牛をPRし、年間30万円相当の近江牛を提供してもらうことになった。
↑写真:滋賀報知新聞より
地域密着型を掲げるチームでは、多くの選手が市内で働きながら野球に打ち込み、地域住民らから寄せられる地元産の米や野菜で力を付けてきた。
昨年は西日本大会で優勝し、今年は8月7日に愛媛県で開幕する全日本選手権の初制覇に期待がかかっている。
協議会は近江牛の生産、流通に関わる10団体と県で構成。協定に基づくPRは、試合やイベントの会場でののぼり旗の掲出、冊子の配布もある。壮行会や合宿に近江牛を提供する。
7月29日夜、主務の坂原朱音選手の勤務先「滋賀コンストラクション」(東近江市瓜生津町)で調印式があり、チームの小森幸三会長と協議会の宇野良彦会長が協定書に署名した。
宇野会長は「チームも近江牛も日本のトップを目指したい」と呼び掛けた。
北海道出身の坂原選手は「滋賀に来て食べた近江牛は今までで一番おいしかった。贈り物でも喜ばれる」と思い入れを語り「支援していただき、選手たちも喜んでいる。近江牛をPRできるよう、食べてパワーを付けて日本一を目指す」と誓った。
<滋賀報知新聞より>