東近江市愛東地区の住民が運営する買い物の拠点「i・mart」(アイ・マート)が11月27日、開店から3カ月の節目を迎えた。新たに宅配サービスを始め、売り場の改善も進めた。
拠点の前身は、2年前に閉店した地区内唯一のスーパー。
買い物に困った高齢者らの声に応えようと、地元住民らが寄付を集めて改修した。開店以来、お客からはさらなる品数の増加やサービスの向上を願う声が多数寄せられていた。
東近江市 閉店した過疎地区のスーパーを住民主体で再生オープン
https://blog.goo.ne.jp/ntt000012/e/1a668d870f20158370953147bc2494ba
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11月27、28日は「リニューアルオープン」と位置付けて営業。
移動販売車が回りきれない集落や、外出が難しい人向けには、1回100円で電話注文を受ける宅配サービスを導入した。
使用する電動スクーターの購入費用は、店頭などで呼び掛けた約92万円の募金を充てた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/4a/d03de574c6f5e4034355aa022e4b86f8.jpg)
↑写真:中日新聞より
売り場の改善にも着手。地区内に農家が多いことから控えめにしていた生鮮食品の取り扱いを拡充し、子どもが楽しめるよう駄菓子の品ぞろえも強化した。
運営会社の藤関明雄代表は、販促チラシの配布や土日のイベント開催にも意欲を示し「地域のための店となれるよう、早く期待に応えたい」と話した。
宅配は愛東地区内。当日11:00までの注文で11:30に店を出発する「午前便」と、16:00までの注文で16:30に出発する「夕方便」がある。
問い合わせ: アイ・マート
東近江市市ケ原町108−2
0749ー46ー0466
<中日新聞より>