新型コロナウイルスの感染拡大などの影響で中止が続いていた「聖徳まつり」が7月23、24の両日、4年ぶりに近江鉄道八日市駅前一帯で開催され、大勢の人でにぎわった。
↑写真:滋賀報知新聞より
今夏の祭りは、八日市をはじめ東近江に多くの伝承を残す聖徳太子の薨去(こうきょ)1400年と、同祭りの50回目の節目の年にあたり、多彩なイベントが催された。
23日夜、八日市発祥の江州音頭総踊りは、音頭取りの「よいとよいやまっか、どっこいさのせぇー」の独特の節回しに合わせて、浴衣を着た参加者が大きな輪になって踊った。この後、初日のフィナーレとして、延命山から打ち上げられた花火の大輪が、夏の夜空を幻想的に彩った。
↑写真:中日新聞より
<滋賀報知新聞より>
23日(土)夜には江州音頭の総踊りと花火大会で大変賑わった。コロナウイルスの拡大で心配されたが参加者は対策を施していた。
聖徳まつりは元々旧八日市市の祭りであったが、大会主催者は合併後の東近江市全体のまつりに発展させたいと抱負を述べていた。
筆者も昔の聖徳祭りを覚えているが今と比べても大規模で盛大だった。
東近江市は八日市市、湖東町、愛東町、永源寺町、蒲生町、能登川町が合併して生まれた市である。江州音頭は滋賀発祥地の地であり、江州音頭を共通文化芸能として東近江市の統合の総踊りとして開催されるのが望ましい。