6月22日(土)、「野々宮神社」(東近江市八日市金屋1丁目・中島伸男宮司)の正面参道に、大きな「茅の輪(ちのわ)」が氏子総代らの手によって設置されたので、6月26日(水)午前、行ってみた。
茅の輪は「腰に茅の輪をつけ、夏の疫病から逃れた」という古い伝説にもとづく民俗行事で、同神社では13年前から毎年製作し、夏の風物詩として地域に定着している。
今年も東近江市黄和田町で刈り取られた茅萱(ちがや)を使い、役員や氏子総代ら14人で竹のパイプに巻き付けた。約2時間の作業で高さ2.7mの青々とした茅の輪が完成。宮司による清めの祓(はら)いと神事のあと、輪の中を右から左へ8の字に3回通り、夏の無病息災を祈る。
茅の輪は6月30日(日)まで設置されている。