近江の茶の統一銘柄として県茶業会議所が販売している「極(きわみ)煎茶・比叡」と「琵琶湖かぶせ」の原料となる茶葉の選定会議が13日、甲賀市水口町のJAこうか茶加工センターで開かれた。
「極煎茶・比叡」は2013年に発売。その年に摘み取った一番茶の中から、選び抜いた原料で製造する。高貴な香りと深みのある味わいが特徴。
「琵琶湖かぶせ」は2006年に発売。摘み取り前の新芽に覆いをして光を遮ることで、渋みが少なくうまみが多い。
今年は極煎茶・比叡の原料茶に4社9点、琵琶湖かぶせに3社8点の出品があった。生産者や茶商業者ら審査員11人が外観、香り、色、味を吟味。極煎茶・比叡には近江製茶(甲賀市)、琵琶湖かぶせには丸安茶業(同)が出品した茶葉を選んだ。
滋賀県茶業会議所の和田龍夫事務局長は「今年は天候が良く、味のしっかりした良い茶ができた。その中でも最高の茶を選んだ」と自信を見せた。
極煎茶・比叡は60gム入り、琵琶湖かぶせは100g入りでいずれも1080円。
<中日新聞より>
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