安土城は、16世紀後半、織田信長が現在の近江八幡市のびわ湖のほとりに築きましたが、信長の死後に焼失したため、その全体像はほとんどわかっていない。
織田信長が築いた安土城とその城下町は、築城当時にはその華麗さ豪壮さで人々を驚かせ、歴史の上では、これまでの城や町のあり方を大きく転換させたとして注目を浴びていまる。しかしながら実際は、当時の記録や絵画資料が少ないため、具体的な姿は充分に明らかになっていない。
県立安土城考古博物館では、信長を討った明智光秀が主人公のNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」が来年放送されるのを前に、多くの人に安土城について知ってもらおうと、およそ280点の史料を展示している。この展覧会では、これまでの発掘調査や文献調査で、城と城下町について、いったいどこまでのことが分かっているのか、どのような課題があるのかを紹介。
期間: 2019年4月27日(土)~6月9日(日)
場所・会場: 滋賀県立安土城考古博物館企画展示室
《入館料》
大人890円、高大生630円、小中生410円、県内高齢者(65歳以上)450円
大人890円、高大生630円、小中生410円、県内高齢者(65歳以上)450円