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彫刻家・泉亮之知ってと、米原の「番場資料館」開館(米原市)

 泉亮之(1838年-1920年)、明治-大正時代の彫刻家。天保9年1月11日生まれ。近江(滋賀県)米原市出身。 

どくろ、蛇の作品を得意とした。伊吹山(滋賀,岐阜の県境)頂上にある日本武尊(やまとたけるのみこと)の石像を制作した。
大正9年2月死去。83歳。

 米原市番場に6月7日、郷土の偉人である彫刻家、「泉亮之(すけゆき)」や国史跡の鎌刃城跡を紹介する「番場資料館」がオープンし、開館式などが行われた。「泉亮之」の作品や鎌刃城跡に関するパネルなどが展示されている。



 この建物は明治から大正にかけて活躍した泉亮之の生家である。
5年ほど前、空き家になった家屋を親族から借り受け、地元有志の団体「番場の歴史を知り明日を考える会」のメンバーらがクラウドファンディングで寄付金を募るなどして改修した。
亮之が得意とした蛇や子犬の彫刻のほか、息子の亮俊の作品などが並ぶ。

亮之が、早稲田大の初代総長、大隈重信に贈った「蛇纏(まとい)の杖」に対する礼状なども展示されている。

 番場は中山道の「番場宿」として栄え、戯曲「瞼(まぶた)の母」でも知られる。
2017年、近くの鎌刃城が「続日本百名城」に選定されてから、多くの人が訪れるようになった。

 毎年6月上旬には「鎌刃城まつり」が開かれ、今年も資料館の開館に合わせ開催する予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で12月6日に延期となった。

番場資料館開館時間: 原則、土、日の10:00〜16:00まで。
問い合わせ: 泉峰一さん(090-5047-0153)
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