「おばけちょうちん」の名で親しまれ、持ち歩き用として日本最大級の大きさを誇る五個荘奥町の「大高張(おおたかはり)」が17年ぶりに大修理され、26日に開かれるイルミネーションイベント「オクナリエ」で一般公開される。
↑写真:滋賀報知新聞より
↑写真:滋賀報知新聞より
「おばけちょうちん」は1717年(享保2)、東近江市五個荘奥町近くの集落にある「苗村神社」の改築上棟祝いとして新調されたのが始まりと伝わる。
その大きさは直径2・1m、高さ3・5mと提灯(ちょうちん)としては規格外の大きさを誇る。
東近江市五個荘地区や建部地区一帯の建部郷で開かれる春の建部祭りの宵宮祭に登場し、重さ約250kgの提灯を担ぎ手が持って練り歩く姿は圧巻で、祭の見どころの一つとなっている。
昨年はコロナ禍で開催されていなかった祭に代わり、地元有志の会が中心になってイルミネーションイベント「オクナリエ」を開いてお披露目の場を設けた。おばけちょうちんはこれまで幾度と修理が行われ、今回の修理は17年ぶり。
今年は3月26日(日)(18:00~20:00)にオクナリエを開催し、そこで初披露となる。
オクナリエ有志の会の松居翔太さんは「行事も復活しはじめてきた。多くの人に見てもらいたい」と呼びかけている。
オクナリエ有志の会の松居翔太さんは「行事も復活しはじめてきた。多くの人に見てもらいたい」と呼びかけている。
会場は奥村神社(東近江市五個荘奥町341)。
雨天でオクナリエが中止の場合は、11:00~13:00に奥村神社で展示される。
<滋賀報知新聞より>