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「東近江バイオレッツ」 滋賀県大杉住子副知事を表敬訪問 旋風に期待

 東近江市を拠点に活動する女子硬式野球チーム「東近江バイオレッツ」がこのほど滋賀県庁で大杉住子副知事を表敬訪問し、5月~6月にかけて近畿各地で開かれた「第14回関西女子硬式野球選手権ラッキートーナメント大会」(関西女子硬式野球連盟主催)で2連覇を達成したことの報告と、8月に千葉県で開催される「第18回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会」(一般社団法人全日本女子野球連盟主催)への出場に向けての意気込みを語った。


↑写真:滋賀報知新聞より

 同チームは2017年、東近江市政10周年を機に「地域の起爆剤としての女子野球チームを」との機運が盛り上がったのを機に、翌2018年4月に滋賀県初の女子野球硬式野球社会人クラブチームとして発足した。現在、選手は24人。日頃は東近江市内の事業所で就労しながら練習を重ねている。

 2021年11月にはチームとして滋賀県の「しがスポーツ大使」に就任し、地域行事への参加や子供向けの出前講座などを通じて滋賀県内のスポーツを盛り上げにも貢献しており、地域密着型チームとして滋賀県内全域から活躍を期待されている。

 今年の「ラッキートーナメント大会」では、関西各地から集まった高校生、大学生、社会人の女子硬式野球チーム29チームの中で5試合中43得点、4失点と安定した試合運びを見せ、大会2連覇の偉業を成し遂げた。

 今回、副知事への表敬訪問には、同チームの嶋澤徹也代表、蔭山啓介副代表、中村茜監督、木瀬悠里主将、鈴木綾乃副主将、坂原朱音主務とチーム旗揚げ時から協力している滋賀県議会議員の木澤成人氏が出席した。
 島澤代表や選手らからこれまでのチームの取り組みなどを聞いた大杉副知事は大会2連覇を祝福し、「年々、チームの力が上がっているバイオレッツの活躍は、地元・東近江市はもちろん、滋賀県全体の誇り。次の大会でもぜひバイオレッツ旋風を期待して応援しますので、がんばって下さい」と激励した。

 「東近江バイオレッツ」は来月、女子硬式野球社会人クラブチームの全国大会として各地から地区大会を勝ち抜いた35チームが集う「全日本女子硬式クラブ野球選手権大会」に出場する。同大会でベスト8入りすれば、10月に開かれる高校、大学、社会人全体の女子硬式野球チームによる全日本大会への出場権獲得となる。
 表敬訪問後、記者団の取材に応じた木瀬主将は「メンバー各自が役割を自覚し、チームが一丸となって試合に臨めるのが強み」と述べ、「昨年はクラブチームの全国大会で初戦敗退だった。
今年こそ、東近江市、そして滋賀県の代表として日本一を持ち帰れるよう頑張ってきます」と意気込んだ。

<滋賀報知新聞より>
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