国の無形民俗文化財にも選択されている「東近江大凧」の将来の担い手となる子どもたちに、その製作や飛揚技術を伝授する東近江大凧保存会のプロジェクト「チャレンジ大凧」の大凧揚げがこのほど、聖徳中学校のグラウンドであった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/ff/8727ede64c2239baecb44ec872cdd7eb.jpg)
↑写真:滋賀報知新聞より
2007年から毎年開かれ、今年は東近江市内の小学生9人が参加。昨年10月から製作日数8日間をかけて大凧を製作した。
大凧のサイズは約4m四方の8畳敷で、絵柄は、上部の「アゲハ蝶」と「叶」の文字、下部に大きく「ゆめ」と描き、背景に2本の線を添え、「夢(ゆめ)叶うまで挑(蝶)戦(線)」。
2024年の新成人を祝う「20畳敷東近江大凧」 今年も大空に舞う(東近江市)
https://blog.goo.ne.jp/ntt000012/e/8623633c311f49b228a0c9caaa90c7ac
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1月7日の「祝新成人20畳敷大凧飛揚」と同時開催された新春凧揚げ大会の中で完成後初の飛揚の場がもたれた。
この日の凧揚げ大会には滋賀県内外から約200人の参加者らが訪れた。
この日の凧揚げ大会には滋賀県内外から約200人の参加者らが訪れた。
参加者が見守るなか、お揃いの赤い帽子と法被を着たメンバーは、大凧保存会から凧あげの説明を受け、緊張した面持ちで綱を持った。太鼓の合図で一斉に引くと、大空にふわりと凧が舞い揚がり、子どもたちは大凧から伝わる綱の引きの力を身体で感じていた。
<滋賀報知新聞より>