東近江市八日市金屋1丁目の「野々宮神社」正面参道に、このほど、無病息災・疫病退散を祈る「茅の輪(ちのわ)」が、神社役員や氏子総代らの手によって設置されたので6月24日朝訪れた。
「茅の輪」は「腰に茅の輪をつけ、夏の疫病から逃れた」という古い伝説にもとづく民俗行事。野々宮神社では15年前から設置し、夏の風物詩となっている。
この日も、直径2.7mの円形の筒に、東近江市黄和田町(旧永源寺町)で刈り取った茅萱(ちがや)を巻き付け、神事のあと、輪の中を右から左へ8の字に3回通り、無病息災を祈った。茅の輪は6月30日まで設置される。
<滋賀報知新聞より>