東近江市を拠点に活動する女子硬式野球社会人クラブチーム「東近江バイオレッツ」が、地域貢献活動として5月11日、東近江市沖野の「特別養護老人ホーム沖野原」で除草作業を行った。
↑写真:滋賀報知新聞より
バイオレッツは結成時より毎月2回、近江鉄道八日市駅前から市役所までの区間の除草活動を続けているが、福祉施設を訪問して除草作業に取り組むのは初めて。
今回は、同ホームでバイオレッツの選手3人が働いていることを縁に、双方の「何か共同作業ができれば」との思いから、バイオレッツの選手約20人と同ホームの職員15人が協力して除草作業にあたった。選手らは小雨が降る中、鎌などを使い手際よく作業を進め、約2時間爽やかな汗を流した。
同ホームの上田幸子施設長は「職員が業務の合間をぬって毎月1度除草作業をしているが、除草剤を散布していても次々と生えてくるためなかなか手が行き届かずにいた。スピーディーに除草作業を進めていただき、大変ありがたい。(介護職員として勤務する)バイオレッツの3人も日頃から頑張ってくれており、利用者さんもバイオレッツを応援している。選手活動のサポートを続けると共に、今後、選手と利用者さんの交流の機会などもつくっていきたい」と話していた。
バイオレッツの中村茜監督は「地域の方に愛される球団であるため、このような交流の機会を持つことはとても大事。今後も積極的に行っていきたい」と意欲を語った。
バイオレッツの次回公式戦出場は5月15日に開幕する「第13回関西女子硬式野球ラッキートーナメント大会」となる予定で、バイオレッツは5月22日(日)に福知山SECカーボンスタジアムで初戦を迎える。
<滋賀報知新聞より>