東近江大凧保存会は、東近江大凧の伝承と製作に向けた子どもたちの挑戦「チャレンジ大凧」を開き、児童の参加を募集している。
この「チャレンジ大凧」は、国の無形民俗文化財にも指定されている東近江大凧の将来の担い手となる子どもたちにスポットを当て、その製作方法や飛揚技術などを伝承する後継者育成プロジェクト。
世界無形文化遺産登録への願いを込め、2007年から毎年開かれており、子どもたちは大凧が空に舞い揚がる喜びや感動を体験してきた。 今年も約2カ月間、保存会メンバーの指導のもとで約4m四方の8畳敷大凧をつくり、大空に掲げる。
日程と内容
▽9月7日(土): 説明・のりつけ式、紙継ぎ
▽14日(土): 墨打ち・紙巻き
▽21日(土): 下絵・紙巻き
▽28日(土): 墨入れ・朱墨
▽10月12日(土): 色付け
▽19日(土): 骨組
▽26日(土): 骨組(絵骨)
▽11月2日(土): 合体・願い札貼り
▽9日(土): 糸調整
▽16日(土): 大凧揚げ
▽12月7日(土): まとめ、今後の大凧との関わり方
▽1月12日(日): 祝新成人大凧揚げに参加
対象: : 東近江市内の5・6年生
参加費: 1千円
定員: 20人(先着順)
募集締め切り: 8月25日(日)
製作場所: 東近江大凧会館別館(東近江市八日市東本町)
11月16日(土)の大凧揚げは東近江市総合運動公園多目的グラウンド、1月12日(日)の祝新成人大凧揚げは聖徳中学校グラウンドで行う。
申し込み: 所定の申込書に必要事項を記入し、東近江大凧会館にファックス(0748―23―1860)するか、電話(0748―23―0081)で。
<滋賀報知新聞より>