東近江市能登川地区最大の光の祭典「ライティングベル」が帰ってきた。
今年はこれまで開催されてきた林中央公園からJR能登川駅前に場所を移して開く。コロナ禍を払拭(ふっしょく)する光り輝くまちの発展を願い、実行委員会らは準備に汗を流している。
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↑写真:滋賀報知新聞より
一人ひとりが公園を自分の庭のように大切にしてほしいという思いや、新しいまちづくりの輪を広げる語らいの場との願いを込め始まり、今年で18回目を迎えるライティングベル。ライト約15万球を使って公園全体を演出する壮大なイルミネーションと、シンボルの巨大ベルをはじめとした様々なオブジェが人気を呼び、毎年県内外から訪れる多くの来場者を魅了してきた。
企画や準備は能登川地区まちづくり協議会メンバーや地元有志らで構成される実行委員会を中心に、中学生など地域ぐるみで行っている。しかし昨年は新型コロナの影響を考慮し、公園での開催を中止。各家庭だけでも楽しんでもらえたらと、希望があった家庭にイルミネーションの道具を貸し出しするなどして事業を継続させた。
今年も人が密集しやすい公園での開催は見送ったが、コロナ禍の中で少しでも明るく癒しの気持ちを持ってもらおうと、ライティングベル初めての試みとなる駅前で開催することを決めた。能登川ライオンズクラブや能登川高校のアート部・美術、商工会など有志の協力が広がったのも大きかった。
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↑写真:滋賀報知新聞より
使用するライトは約5万球で、駅前にある水車がモチーフの巨大オブジェなどを活用した今までにない駅前イルミネーションを計画中。同じく駅前で毎年開かれている五個荘・能登川ロータリークラブのイルミネーションも6日から点灯予定で、駅周りは一層にぎやかさを増す。
イルミネーションのテーマは「ちいさな光が集う大きな絆」。実行委員長の四方(よも)秀亮さんは「コロナ禍やメンバーらの高齢化などで準備が大変だが、様々な団体や人の協力があって実現できた。まさに大きな絆。光り輝く駅周りを楽しんでほしい」と話す。
点灯は12月1日から来年2月6日まで。
<滋賀報知新聞より>