東近江市愛東地区の住民が中心となって営むスーパー「i・mart」(東近江市市ケ原町108-2)で10月中旬、高齢者らに買い物ついでに体操や軽作業をしてもらう取り組みが始まる。
新型コロナウイルス禍で減りがちな会話や運動の機会をつくり、健康増進や社会参加につなげるのが狙いだ。
新型コロナウイルス禍で減りがちな会話や運動の機会をつくり、健康増進や社会参加につなげるのが狙いだ。
↑写真:中日新聞より
地元で介護支援専門員として働き、スーパーの運営にも携わる楠神渉さんと太田清蔵さんが企画した。
地区内では、全23集落にある高齢者向けサロンが休止を余儀なくされ、ろれつが回りづらくなったり、転びやすくなったりした高齢者が目立つように。
65歳未満の「若年性認知症」の人の居場所づくりも必要と考えた。2人で合同会社「集楽」を立ち上げ、運動や作業の場「ヘルス&ワーク倶楽部」を提供することにした。
平日の午前中、スーパー内の広さ35㎡ほどの店内飲食スペースを拠点にする。看護師を含めた総勢6人のスタッフで運営し、車で送迎も行う。帰りには店内で買い物できる。
月、水、金曜は健康体操やボールを使ったミニゲームなどの運動が中心。火、木曜は認知症の人らに福祉施設の車両の清掃や、企業のダイレクトメールの折り込み作業といった働く機会を設け、報酬を得てもらう。
楠神さんは「ここで頭と体を使い、いつまでも元気でいて欲しい。行政などには相談をためらう困り事も、早い段階なら予防できることもあるので気軽に話してもらえれば。仕事も一人一人にあった内容を提案したい」と意気込む。
太田さんも「これまでに培ったネットワークをフル活用したい。24個目の集落として、肩肘張らない自分の居場所にしてもらえたらうれしい」と利用を呼び掛けている。
倶楽部の利用料金は1回500円以内で計画している。
問い合わせ:ヘルス&ワーク倶楽部
080(3459)3442
太田さんも「これまでに培ったネットワークをフル活用したい。24個目の集落として、肩肘張らない自分の居場所にしてもらえたらうれしい」と利用を呼び掛けている。
倶楽部の利用料金は1回500円以内で計画している。
問い合わせ:ヘルス&ワーク倶楽部
080(3459)3442
東近江市 閉店した過疎地区のスーパーを住民主体で再生オープン
https://blog.goo.ne.jp/ntt000012/e/1a668d870f20158370953147bc2494ba
<中日新聞より>
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<中日新聞より>