録画なのでいつやっていた放送かはわかりませんが、その時のテーマが「日本の女性職人さん」的な放送をみました。
普通男性の職人さんって、職業として技術職をしていてその結果、職人と言われたりしますがテレビに出ていた女性の方々の場合、ご主人や親が居て、その先に気が付くと職人になっていました。
その陰にはいろんな形のご家族の姿がありました。
放送の最初の方は私も家事をしていて全部把握していなく残念です。
ある女性の父親は着物の黒色を綺麗に出せる技術を持った4代目(確か)の人でした。父親の体調が悪くなり、引退を決めた父親がある日染料を涙を流しながら捨てている姿を見た時、気が付くと「私が継ぐから!」と言って現在5代目に至っていました。
その女性は亡くなった父親がいつも使っていた腰にするコルセットを仕事場に置いたまま仕事をしていて、父親と一緒に仕事をしてる気持ちだ!と言っていました。
もうひとり印象的だったのが、「桶職人」の女性でした。 この人も陰にご主人の姿がありました。
ご主人が健康な時から多少は手伝っていたようです。その当時の作業の席はご主人と奥さんは斜向かいに座っていたようです。
何かで以前聞いた事があるのですが、向かい合って話す時、正面で話すと対立するけど、斜向かいだと和(輪)になり良いとの事!
このご夫婦も斜向かいの席で仕事をされていたらしく、私は心の中で(それは良かったなぁ~)って思って聞いていました。
ある日、ご主人の体調が悪くなりご主人から、後を頼まれたようで「おまえなら出来る」らしい事を言われたようです。
でもいざ、一人になりいつもの席に座っても、何からして良いのやら!って。
それでも段々やれるようになり、そのうち、壁にぶつかり悩んでいると、その夜寝ると亡くなったご主人が夢に出てきて、仕事のやり方を教えてくれるそうです!
凄いですよね~!!
奥さんはすぐ実践して乗り切ったそうです。 それが1度だけでないそうですよ!
最後の方で、奥さんは桶の仕上げに近づくと桶の上に上がり、作業をしていました。
女性の腕の力だけでは中々大変な作業で、この方法は自分で考案したそうで『自己流』と言って笑っていました。
今叶うならもう一度ご主人と仕事をしたい!と言っていました。
男性の職人さんは、仕事先への責任や家族の為に仕事をするけど、女性職人って、男性と似てはいるけど、ちょっとだけ微妙で家族の誰かのバックがありその人を想って仕事を頑張れてるんだな~って思いました。
そして皆、額からポタポタ汗を流しながら仕事をしていてとても印象的でした。
桶職人さんのご夫婦は「遠藤さん」と言っていたので同姓なので身近に感じ、私もがんばろ~って思いました。
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