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ヨモギと徐福伝説

2022-11-06 05:45:50 | 地球歴史紀行

ヨモギと徐福伝説

 おっとどっこい、徐福の蓬莱伝説の「蓬莱」とは、日本各地に比定地があることから日本であるとの話があります。
 その場所とは、渤海湾中にあるらしいとの話ではありますが、神三山といわれる蓬莱(ほうらい)山、方丈(ほうじょう)山、瀛洲(えいしゅう)山が中国の古文献、『史記』、『列子』、『荘子』、『山海経』などに述べられてあることから、その場所がどこかに焦点が移って『蓬』という字を抜かしてしまった感があります。
 どうしてどうして不老不死とは言わなくとも、「不老長寿」の妙薬は「蓬(ヨモギ)」は、多く日本在来種であるという事実に注目すべきであったのです。
 蓬(よもぎ)は(もともとは中央アジアの乾燥地帯が原産と考えられている)、本州・四国・九州・小笠原・沖縄に分布しています。日本国外では、朝鮮半島に分布しています。肝心要の「ヨモギ」を抜かして考えてしまった感があるみたいです。要は「ヨモギが来る」ですね。
 食用では別名モチグサと言って春先の、草餅や草団子にいれられています。
 また葉の裏に細かい綿毛が特徴で、艾(もぐさ)としてお灸に利用されています。

以下簡単に成分、
葉緑素(クロロフィル)、食物繊維、カリウム、ビタミンK、βカロテン、葉酸、ナイアシン、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC

以下効用として
・止血薬
・切り傷
・浄血・増血作用・血行促進
・デトックス効果
・利尿作用でダイエット・むくみの改善
・腸内環境を整える
・便秘を解消
・美肌美容効果
・老化防止・シミやシワ
・更年期障害や冷え性
・コレステロール値の改善
・体を温める効果
・発汗作用
・抗酸化作用
・肩こりからくる頭痛
・リラックス・安眠作用
・アトピー性皮膚炎
・がん予防
・貧血や更年期障害
・胎児の成長効果など

 最後に、申し述べたいことは、浦島伝説の一つ『丹後国風土記』逸文では「蓬山」と書いて「とこよのくに」と読み、常世国伝承としても取り沙汰されています。YiYin 風の妄想(独断と偏見)を許して頂ければ、古来、富士山ばかり出なく茨城県の古名「常陸」(ひたち)も新井白石の説を待つまでもなく、一仮説として「日向」の極としての「日立」を「とこよのくに」とすることも可能なのです。
 さらに、今、進行中の「ファウンデーション」シリーズの「ニフ」人たちが大宇宙に飛び立ち、放射能に汚染された宇宙と地球を、この「ヨモギ」で回復させるという奇想天外かもしれない話も、どなたかさんには許して貰おうという算段なのです。


ファウンデーションの夢  第六部  ベイタ・ダレル  第2話  ポニェッツの秘密

2022-11-06 05:35:07 | ベイタ・ダレル
35第2話ポエニッツの秘密
ファウンデーションの夢 
第六部 
ベイタ・ダレル
第2話 

ポエニッツの秘密

物語の大枠

第一部 ダニールの地球探索
第二部 ガイア
第三部 ウォンダとガールの地球探索
第四部 嵐の気配
第五部 Tee Tree
第六部 ベイタ・ダレル
第七部 アルカディア・ダレル
第八部 アルカディアの遺言

第六部「ベイタ・ダレル」の大枠

34 第1話 ベイタから母ロアに宛てた手紙
35 第2話 ポエニッツの秘密
35 第3話 心理歴史学の弱点
36 第4話 ベイタの出番
37 第5話 ミュータント
38 第6話 白とピンクの星
39 第7話 束の間のバカンス
40 第8話 espionage
41 第9話 ターミナスがミュールに占領された!
42 第10話 第2ファウンデーション
43 第11話 三百年目の晩餐会
44 第12話 星界の涯

あらすじ

 死んだと思われていた、オナム・バーの愛娘ジータ・マルレイネ・バーは生きていた。マルレイネは、彼女の星、シウェナにジータ・ベリス・マロウを招き入れ、おまけにトランターから、パルヴァー家の娘、ジータ・ウォンダ・パルヴァーを一緒に連れて来た。ジータ・ウォンダ・パルヴァーは、パルヴァー家の初の女の子であった。
 ジータ・ベリス・マロウは、二つあったペンダントの一つをトランターから来た女の子に渡す。
 このことは、いよいよ第2ファウンデーションの出る幕が近づいて来たとの予感を与える。

 ジータ・マロウの娘ロアには、極めて聡明なの娘ベイタがいた。

 ベイタとミュールの壮絶なる物語は、ファウンデーション設立から300年後に起こる。ベイタの物語はこうして始まる。

35 
(全文、ロアの娘ベイタに宛てた手紙。因みにロアの母はジータ。彼女は、誠実で働き者の青年シーウィーをロアの婿に迎い入れる。それまで、スミルナで平穏な暮らしをしていた。ロアの時代になって娘ベイタが大学生活のためにターミナスに行ってから、にわかにベイタの要請で、先祖の土地ターミナスに帰ることとなる。
 先祖が住んでいたガール・ドーニック農園を再び買い取るのであった。そこのラヴェンダーに新たな変化があったからである。)

 ベイタさんへ。一人でターミナスに行かせて、ホントにごめんなさい。言われた通りに、もうすっかり後片付けが終わって、そちらに行く準備が万端ですよ。シーウィーはなんかぶつぶつ言ってますけど、心配ないわ。
 実はね、この手紙を書いたのには訳があるのよ。あなたも私のアルカディアおばあちゃんがハーブの専門家だったって知ってるわよね。ハーブはざっと挙げても 45の重要な効用がありますね。そして千の疾患に効いて、万病の予防になるってことも。その中でも、抗不安、免疫力アップ、浄化があるわね。その「浄化」っていうことに何か秘密があるみたい。
 このあいだ、アルカディアおばあちゃんの日記を見つけたのよ。それを読んでて「ハッ」としたことがあったからなの。早く知らせなきゃ、と思ってね。
 そのアルカディアおばあちゃんが『ポニェッツの秘密』を見つけたと記してあるわ。
 彼ポエニッツ(初代アルカディアの友人、アルシアの自称保護者)がラベンダー商売で銀河を駆け巡っているとき、運悪く宇宙船の操縦装置の故障であわやブラックホールに吸い込まれそうになって気を失ってしまった時、「不死の従僕」と名のる正体不明の人物が夢に現れ、「心配するな。積み荷のラベンダーも大事ない。そのラベンダーをドーニックの農園に植えろ。」と言ったそうよ。
 あなたが見たガール・ドーニックの農園だけ、ラベンダーが咲いているのは、その「ポニェッツの秘密」らしいのです。その効用ときたら、「絶対不可能と言われている放射線物質の除染」と明記されてるわ。不思議ですね!

 ベイタさん。私の好きな詩を添えるわね。アルカディアの詩よ。

 「 ハーブ ハーブ 香る
すべての挨拶より香しい
滲みる 心に
すべての音楽より麗しい
ハーブ ハーブ 香り立つ
愛が世界へ 
今 
時を超えた 
涙 」
             母ロアより

yatcha john s. 「 ポニェッツの秘密」