今日は会社の環境活動の一環で、子供達と水窪町(みさくぼ)へバスに乗りドングリの植樹に行きました。
ガイドしてくれるのはNPOの水野さん(リンク参照)。
浜松市の北区からさらに北上すること約2時間、途中で警察によるネズミ捕りをやっていましたが無事水窪町の高根城公園に着きました。
ここも今は浜松市に合併されているのですから、いかに浜松市が広くなったか思い知らされます。
NPOの方々と我社の環境センター他スタッフがカレーとダッチオーブンによる鶏肉の料理をする間、私達はドングリを植える斜面に行き、場所を決め下草を取り除きました。
時間はたっぷりあるので退屈しないように水野さんがアクセサリーにする鹿の角を用意をしてくれました。
鹿の角を3mm程度にスライスしたものを丁寧に紙ヤスリで磨いてストラップやペンダントにするのです。
木片に紙ヤスリを接着したものを一人一本手渡され、各自選んだ鹿の角を森の中でひたすらこすりました。
鹿の角の断面は象牙のような色をしてますが、中央には細かい穴が無数に開いていて、一見するとメノウの置物のような感じです。
一方、公園には1つだけフィールドアスレチックのような遊具とローラー滑り台が設置されていたので子供たちはそっちに夢中でした。
昼食になりカレーとダッチオーブンで調理した丸ごとの鳥料理をいただきましたが、野趣味あふれる食事を十分堪能しました。普段あまり食べない二男が私より先におかわりするのですからビックリです!
昼食後、参加者全員が鹿の角をストラップやペンダントにしてもらうと、次は植樹です。
植樹の前に、チェーンソウで杉の木の伐採の実演をしてもらいました。
杉の木のような針葉樹が密生すると日光が届かないので、草木が育たず保水性のある腐葉土ができないため豊かな山にならないどころか洪水の原因にもなるとのことです。
私達家族にとっては憎き花粉症の源である杉の木を少なくするのですから、この活動は願ったりかなったりです。
各家族で好きな場所にドングリ(コナラ)を植えると目印の木の棒を立てました。無事大きく育てば将来カブトムシも来る豊かな森になることでしょう。
この写真は植えたコナラの木と、鹿の角のストラップです。下にあるのは伐採した杉の木で作った花瓶台です。楽しい一日が過ごせました!