親子キャンプ＆カブトムシ取り

8月1日（金）に有休を取って、家族と浜松市北部で2泊3日の野外体験をして来た。イベント名は”2008ファミリーキャンプＩＮかわな”。　浜松市の広報を見て奥さんが応募したら見事当選（倍率は2倍程度？）してしまったから後には引けず、月に一度の会社の朝礼発表を断って行ってきました。宿泊場所はお風呂が無い宿泊等かテントの2者選択。結局、家族単位で泊まれるテントを選んだものだから、準備と対応が大変でした。不便な生活で家族の絆を深める目的もあるため、お酒やTVゲームはもちろんのこと、ジュースやお菓子も持ち込み禁止！虫除けは必ず必要だけど、テントに電気はないし、火を使う蚊取り線香は使用禁止なので、虫除けスプレーとキンカンを用意。ただし電池式蚊取り機の詰め替えが無かったので、途中のコンビニで購入しようとしたが考えが甘く、結局3軒まわって入手できず。なんで早めに準備しなかったのかと、子供の虫刺されを気遣う奥さんのクレームでいきなり険悪な雰囲気のまま、朝10時前に野外活動センターに到着。街中に比べ気温はせいぜい2℃しか違わないので駐車場から本館まで重い荷物を担いで歩くだけで汗が出る。ちなみにコロのついたキャリアーは持ち込み禁止だから必然的にリュック姿が多い！今回10人用の家型テントを家族4人で使用。中は広々としているけど、少し年季が入っていて、虫除けネットはところどころ穴が開いてるし、壁や床との隙間がところどころにある。はたして蚊取り線香無しで本当に寝られるのか、朝起きたら体中虫にさされてブクブクになっていないか一層不安になる。幸いなことに奥さんが持っていた裁縫用具でネットの穴を縫い、床とネットの隙間は床シート固定のクラフトテープを少し剥がして利用するなどして応急処置はできた。ちなみにこの辺は昆虫の宝庫で、運がよければミヤマクワガタをゲットできるとのこと。子供達はそれが目当てで参加してるので、休憩時間中にクヌギやコナラの木を探して、コクワガタに似たスジクワガタとカブトムシのオスを一匹づつゲット。初日のお昼は弁当、夕食はカレーの自炊。その後入浴し本館で星座の勉強。そのあと天体望遠鏡による天体観測の予定だったがあいにく曇りで中止。そのあと学芸高校さんのすばらしい野外コンサートを聞いて就寝することに。　寝袋では暑いからタオルケット1枚だけを持参したが、深夜に雨が降ったので明け方に寒くて目が醒め少し後悔。結局、テントの中では蚊の羽音に悩まされること無く無事起床。一人で6時前からカブトムシやクワガタがいないか木を見てまわる。木の下でうごめいていたのは鳥にお尻を食われて頭だけになった無残な姿のオスのカブトムシ数匹。もったいないなと思いながら、結局カブトムシのメス一匹だけをゲットして一度テントに戻る。テントに戻ると自分の靴にカブトムシのオスがくっついているのを見つけ、ラッキー！と子供達と喜んだのもつかの間、捕らえてみると硬い羽の下にあるはずの胴体が無かった。つまり鳥の餌食になった一匹が草むらから必死にしがみついてきたという訳。しかしその状態でも夕方まで生きていたのだから昆虫の生命力はあなどれない！結局、2日目は野外観察と無茶苦茶疲れた霧山頂上へのハイキングをし、キャンプファイヤーを終えて就寝。ちなみにこの日は長男が昼間カブトムシのオスを一匹ゲットしたが入浴中に脱走されチャラになった。3日目の朝、長男とまたまた虫取りに、結局クワガタはゲットできず、カブトムシのオス1匹とメス3匹をゲット。そして午前中は竹トンボ教室で竹トンボ作り。家族4人でまともに飛んだのは自分と自分が手伝った次男の2本だけ、奥さんと長男はマイペースなB型のせいか飛ばないオリジナル作品で妬けトンボに。そんなこんなでエアコン無しで蚊やブヨに悩まされながら２泊３日の大変なキャンプが無事終了し帰宅。奥さんが洗濯物の山と格闘する中、子供達は頑張った褒美でお約束のジャスコでバトリオゲーム。自分はカブトムシのハーレム２組用のケースと昆虫マットを購入して２世誕生対応作業をしました。貴重なキャンプ生活の後、いつもの休日通り過ごしているなんて恥ずかしくて研修センターの関係者にはとても言えませんね！参考までにここが年間４万人以上利用する当施設です。林の中では蚊、ブヨ、アブ、蜂が多少気になりますが、我が家の周りの蚊のほうがよっぽど凶暴で確実に血を吸いますのでご安心を！http://park20.wakwak.com/~hamataikyou/kawana