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血液型でわかるかかりやすい病気(2) №186

2013-05-14 17:13:23 | インポート
③ B型は遊牧民族
 アフリカから移動した人類のうち、ヒマラヤ山岳などへ移動した人類は、遊牧民となり、過酷な環境の中で家畜の肉や乳製品を食料にしていたたため、腸内細菌が乳製品を分解するのに適したB型物質をつくるようになりB型が誕生したということです。
 環境の変化に適応する生活をしていたため、常識や慣習にとらわれず、行動力があり、他人に対する警戒心がうすいため、結核や肺炎などの感染症や食中毒にかかりやすい。性格的には、狩猟に適した動物的カンが鋭く、本能や衝動で行動することが多い。
④ AB型は突然変異
 人類が世界中に拡がっていくことによりそれぞれ違う血液型の混血が誕生するようになり、およそ 1000年~1200年前にAB型がうまれた。このため、AB型は新人類的な特性を持っているということです。 きまぐれで、感受性豊かで、天才かだらしないかの両極端にぶれやすい、消極的なくせに、他人に対する優越意識が強いが、A型タイプに弱い。ただ、免疫力がもっとも弱く、病気にかかりやすい血液型なのだそうです。ただし、ノロウイルスやフィラリア、コレラには強く、体質的にあわない食べ物はないという特徴あるということです。

 免疫学的に見た場合、①AB型はAとBのふたつの血液型物質をもち、どちらににも抵抗できないためもっとも病気に弱い。②A型はA型の細菌が多く、自分と同じA型の細菌に対して抵抗できないため2番目に弱い。③B型は A型と同じだが、B型をもつ細菌がすくないためA型より強い。④O型はA型とB型の両方に対して抵抗できるため、様々な病気に強い。
 また、各血液型の精神的な力関係は、①AB型はB型とO型には強いが、A型には弱い。
②A型はO型とAB型には強いが、B型には弱い。③B型はA型には強いが、O型とAB型には弱い。④O型はB型には強いが、A型とAB型には弱い。という構造になっているということです。
 生育環境や生活習慣との関係もあるのでこの通りとはいかないでしょうが、大変興味深い説得力のある本でした。

血液型でわかるかかりやすい病気(1) №185

2013-05-14 16:59:28 | インポート
 免疫学的にみて、血液型によりかかりやすい病気があるということです。A型はガンになりやすく、O型は病気に強く、B型は感染症に弱く、AB型は免疫力が弱く一番病気になりやすいのだそうです。
 寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学が専門の人間総合科学大学教授・藤田紘一郎博士の「血液型の暗号」(日東書院)という本によると、人類の血液型はO型が最初に誕生したのではないかということです。以下は、藤田博士の考える血液型の起源とそこからくる病気や性格の特徴です。ちなみに、日本人の血液型の比率はA型40%、O型30%、B型20%、AB型10%ということです。
① O型は狩猟民族
 世界各地の先住民族の血液型がほとんどO型だったところから類推すると、10万年前にアフリカで誕生し狩猟生活をしていた人類は全てO 型だったのではないか。動物の肉を主食としてたため、胃酸を多く分泌する必要があった。このため胃潰瘍や十二指腸潰瘍になりやすい。
 しかし、ストレスに強いのでガンや心臓病などにかかりにくい。感染症などにもかかりにくく病気に強いので、誰とでも仲良くでき、性格も細かいことにこだわらないO型の性格ができたのではないか。歴代総理大臣でもっとも多かったのがO型で、次に多いのがA型だそうです。
② A型は農耕民族
 アフリカからアジアに移動して農耕生活をするようになり誕生したのがA型ではないかということです。私たちアジア人の祖先のモンゴロイドの血液型はA型でした。A型は伝染病や感染症に弱く、精神的にも肉体的にもストレスに弱いためガンにもか かりやすいのだそうです。
 そうした病気に弱い面と、農耕民族に必要な資質が相まって、「慎重で用心深い」、「几帳面で神経質」といわれるA型の特徴的な性格ができたのではないかということです。また、順応性が高く、情にもろく、保守的・内向的で、論理的だということです。A型は、B型のような直感的タイプが苦手でどう接して良いかわからないところがあるということです。