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秋のベネルクス三国紀行(4)ベルギー №263

2018-03-13 10:26:35 | 旅行
第三日目 2017年10月26日(木) 午後
 午後からはベルギーのアルデンヌ地方にあるデュルビュイの散策とモダーブ城の見学。アルデンヌは、ベルギー南東部、ルクセンブルク、および一部がフランスにまたがる地域の名で、フランスとドイツの間にあって軍事的にも重視されていたが、森林や湿地が障害となったため、アルデンヌ地方は、豊かな清流と森が織りなす自然の美しさで知られ、うっそうとした緑の丘陵地帯に古城が点在。ヨーロッパの秋を感じさせる静かな村で、軽井沢の街を思わせる雰囲気がありました。

    
4 デュルビュイ(アルデンヌの森)
 世界一小さな町といわれるアルデンヌ地方にあるデュルビュイは、美食の町とも言われるそうで、昼食はジビエ料理で、イノシシの肉がでました。とりたてて、おいしいとは思いませんでしたが、想像したよりも柔らかで、ワインでじっくり煮込んだという気がしました。 
 石畳の細い小道の脇には昔ながらの石造りの家が立ち並び、まるで絵本の世界にいるよう。中世の頃からほとんど変わらないという町並みが現存しています。歩ける範囲のあちこちにカフェや雑貨店などがあり、散策するのが楽しかったです。タンポポのジャムが有名と言うことでしたが、苦みがあるような気がして購入しませんでした。
   
5 モダーブ城
 ベルギーのブリュッセルから車で1時間ほどの場所にある中世のお城で、なぜか、その城だけがぽつんと森の中に佇み、時間が止まったようです。門からは前庭があり、地下一階、地上二階建てのお屋敷、そして崖、渓谷を臨むテラスがあります。
 エントランスの天井にはモダーブ城当主の家系図が家紋と一緒に描かれているのが珍しかったが、あざとい感じもしました。
 音声ガイドはタッチペン方式で日本語バージョンもありました。ひとつの部屋につき2分前後説明があるので、丁寧に聴いていると見学時間が足りなくなります。ピアノや壁一面のタペストリー、階段のシャンデリアとアイアンの手摺、どれもロマンチックな気分にひたらせてくれます。


6 グラン・プラス
 ベルギーのブリュッセルの中心地にある大きな広場。「レ・ミゼラブル」の作者で知られるフランスの作家ヴィクトル・ユーゴーが「世界で最も美しい広場」と絶賛したことで名高い広場で、1999年にユネスコの世界遺産に登録された。
 予定では明日の見学でしたが、ガイドの村木さんの、雨の夜景に煙る美しい広場をぜひ見せたいと、レストランに入る前の本当にわずかな時間でしたが、見学できて幸運でした。感謝。
     
 夕食はベルギ名物「ムール貝の白ワイン蒸し」でした。大きく深い鍋にムール貝がまだあるのと思えるくらい、たくさん入っていました。第三日目の宿泊ホテルは、ブリュッセル市内の「ホテル バルセイ バイ ワーイック」でした。


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