2022/11/06 快晴
早朝4時15分、津市自宅スタート! 実に久しぶりの早出だ。
目的は登山ではなく風伝おろしだが、過去に何度も空振りに終わった苦い経験から、多分不発に終わるだろうから、ダメもとで奥瀞から玉置神社周回、さらに百円ミカンの買い占め等、失意の際のフォロー策をも認めていた。
日の出前の 熊野・七里ケ浜 5:43
尾鷲トンネルの完成で、津から熊野まで約1時間半で行けるようになった。平均時速100キロで
国道42(シニ)から県道311(サンピンピン)に折れる。
山間部に入るが、全くここまでの道中も含めて霧の兆しがなかった!
既に”風伝おろし”は、助手席の妻との話題にもならず、二人の関心は道端の無人ミカン販売所に移っていた。
早朝にもかかわらず、運よく10袋ばかりゲットでき
妻も上機嫌で坂道のカーブを越えていたら、突如頭上に奇妙な雲が張り出しているではないか
オッ! これって、ひょっとして 坂道を登り切ると・・・
出てた! 出とったぞー!! ヤッターやんか!!!
? 変則的
・・・5~6回遭遇してるが、最もスマートさに欠ける・・・
よく見ると舌端(左先)が海風で押し戻されているようだ。
以前は、多分今回よりも200メートルばかり流れていたと思う。
だが、ボリューム的には充分だ。
舌端が止まっている分こちら側へ流れる量は多い。
こちら側の気温が高いので霧が自然消滅していくようだ。
いずれにしても、ラッキーだった。
寝ぼけ始めてた妻も一心不乱だ。
電柱を避けるため、左下のあぜ道へ移動して・・・
東の空
道沿いのさぎりの里駐車場へ車を移動させて本格的に撮影開始(スマホだけど)
東の茜に映え始めた
明暗鮮明に
車で撮影ポイント移動
コスモス
風伝おろしとは
朝晩の寒暖差が大きかった翌朝、あの山のずっと向こうの入鹿盆地において、
暖められた山肌が、夜間に冷却され朝霧となって発生し、
あの霧の反対側の丸山千枚田に大量に集積し、
収まりきれなかった霧が山の切れ目(風伝峠)から海側の颪集落へ溢れ出す自然現象のことです。
後日、アップしますが丸山千枚田の霧はさらに北側の赤木地区から田平子峠を越えて(赤木颪?)流れ込んだものです。
再び移動
~事前に撮影ポイントを調べてたが、
集落内の道はまるで迷路、行き当たりばったり~
再び移動
より颪の舌端に接近中
やっと朝陽が届く
何というお寺さんだったかな? 颪シャワーって霊気
~スミマセン、調べてみます~
これで風伝おろしとはお別れして、あの大量の霧の発生源を訪ねていきます!
まずは、風伝峠を越え丸山千枚田へGO
次回は、風伝おろしの発生源を求めて丸山千枚田編の予定です。
了
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