グラの気ままに徒然日記

日々の菜園アクティビティ、旅先での思い出コレクッションetc.

風伝颪のニュースに即反応! 

2020年10月20日 06時58分15秒 | ドライブ旅

熊野紀宝町に風伝颪とのニュースが流れた

もう、風伝颪の季節なんだ!自粛後、初めて妻も重い腰を上げた。

自宅津市を午前4時半スタートする。朝日に染まったピンクの風伝颪を見るために🚘

R42をドンドン南下、

荷坂峠を下れば景色も一変、潮の香りが漂い始める 

・・・紀伊長島・・・尾鷲・・・新鹿(あたしか)・・・

熊野古道大泊峠(トンネル)を越えれば絶景七里ガ浜がウェルカム( ^ω^)

朝焼けに誘われ、初めての停車地は、獅子岩 (6:10)

 

 

海岸通りをしばらく走った後、右折しサンピンピン(R311)を内陸部、紀和町方面へ。

約20分で目的地・さぎりの里着。 

 

 

こんなことでめげているようでは風伝颪の通(ガチ颪フェチ)とは言えぬ

とは言え、これでは狸のすかしだわな

超ド級の颪なんて、

あの間の熊野古道風伝峠から乳白色の霧が八岐大蛇が地を嘗め尽くすがごとく尾呂志集落に流れる。

どれだけ流れるのかと凝視するが一定の地点でスーと消えていく。

温度差の成す術だとはわかるのだが不思議でたまらんノダ

 

2日前のTVニュースでは、あれほどのスケールだったのに、今日はこれだ

気紛れなんだなあ、過去の遭遇確率と言えば、20%ぐらいかな?

あらゆる気象条件を考慮して(?)狙いを定めて出かけて来ても1勝4敗0ってとこ。

だが、大抵11月から5月が発生期間だのに、私は7月に出合ったこともあるから

 

 

長居は無用と、5~6分で丸山千枚田に向かった。

この地は盆地なので、風伝颪の霧の発生源であることから、少し期待してたのだが( ^ω^)・・・雲海

 

 

帰路に立ち寄った見晴台/ ℗4台、東屋有り

                                👇 

更にズーム

丸山千枚田の核心部カナ?

 

丸山千枚田の最上部

この路を下れば、先ほどの展望台に行けます。

正面の山間部に小さな雲海が( ^ω^)・・・

この後向かう赤木城跡に少し期待がかかる

 

後方の険しい山が熊野古道通り峠

歩いて20分ぐらいなので丸山千枚田が雲海に沈んでいたら登ろうかな、と思っていたけど

・・・展望所も有り❕・・・

 

北山街道を少し走ると 田平子峠 (7:00)

北山街道から左折すると十津川街道となり、田平子峠を直進すると入鹿(いるか)・紀和町に降りられる。

実は、一度だけこの田平子峠が風伝颪のようにミルクのような霧の流れに包まれていてその下を車で潜った経験がある。

峠道は杉の森の中だけど、下から見上げると大量の霧の川の底にいるようだった。

車から降りると、枝に付いた大量の霧が水滴と化し、辺りにポタポタとまるで雨のようであった

 

今回もまずは期待できないが、ひょっとして・・・などと・・・スッキリ晴れてた( ^ω^)・・・

 

田平子峠からの風景 (7:00)

峠で車を止めた!

 

赤木集落に霧だ

ーパノラマ撮影

 

左下に

 

 

おーーーーーーオ! 

天空の城 やんか

 

 

峠を下って、

赤木城址着  (7:05) 綺麗なトイレ完備

 

 

我らが町、津の殿様であられる藤堂高虎が若き時代に築城したとされる。

加藤清正が熊本城を築城した折り、築城の名手と名高い高虎に見せたくて招待したとか・・・

若き日の高虎は真直ぐでイケイケが功を奏し出世街道まっしぐらだったのだろうね。

殿様になってからは、やれ日和見だ、風見鶏だとか歴史小説ではこき下ろされている風があるが

家族や家来、民の生活を守るためにはなりふり構わぬ男っ気。

やっぱ―、我らが殿様はエライ

 

 

 

鍛冶屋敷跡

駐車場からすぐ上は、テニスコート半面位の平坦な広場だが、

石垣や堀でかこまれたこういうスペースのことを曲輪(くるわ)や郭(くるわ)というらしい。(後の案内より)

 

 

門跡

急坂となり左右に高い石垣が築かれている。敵の侵入を防ぐ工夫からだ。

 

成程ねえ

 

妻はどんどん先を行く

 

私は、霧が気になり反対方向へ(東郭②)

 

西郭が臨まれる。

 

主郭に向かおう。

東郭から主郭への階段を登り・・・

主郭の石積みを眺め・・・

左右に反り返る石積みの間の休憩舎となった石段を登り・・・虎口・・・

直角に曲がり・・・

その前に主郭の2段目の石積みを眺め・・・

登り切ったところから振り返る。

左の石積み上からの風景

右の石積み上からの風景

 

主郭の曲輪は意外と20m×20mほどの広さがあった。

ただ桜の木しかなかったけど北方向には重畳たる青い山並みが続いていた。

 

 

主郭上からの風景は霧の晴れ具合と相まって、得も言われぬ美しさであった。

 

前篇はここまで。

 

P.S.:今日2度目の皮膚科へ行って塗薬とかゆみ止めの飲み薬をもらってきました。

あの遭難騒動の後、腕と首筋に茶毒蛾(チャドクガ)特有の発疹が出て10日分の薬をいただいたけど、腕と首筋が治ったら今度は全身にポツポツと広がり夜寝るとあまりのかゆみに目を覚ましてしまいます。薬も切れたので、追加でもらってきました。

最近数年秋になると同じ症状が出ます。チャドクガは我が家の庭の椿の木に繁殖しているようです。翅の鱗粉が空気中に漂って私の柔肌(?)に付着すると過敏に反応してしまうらしいです。妻はヘッチャラなので私の苦しみがわからないようです。最近ようやく、私の洗濯物だけは室内で乾燥してくれるようになりました。布団を干すなどもってのほかです!

そんなわけで、午前中に蕾を一杯つけて青々していた椿の枝葉を思い切って剪定しました。風通しを良くしてチャドクガには適さない環境にしたことによって私の痒みが少しでも収まればいいのですが・・・😿

 

 



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