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【台風20号】ハザード地域シール。

2019-10-21 08:54:24 | 防災情報。

防災カレンダー
21日。下弦。新月週間。

名古屋市


三重県 御在所岳 から東方向


大阪府堺市





明日22日に大雨。

強い台風20号・台風21号
ともに北上へ 日本に影響も
2019/10/20 06:53 ウェザーニュース


https://weathernews.jp/s/topics/201910/200005/


台風20号が本州付近に接近へ。東日本中心に大雨や強風に警戒。
10/20(日) 16:17 杉江勇次
・・・
火曜日朝はすでに荒天に

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火曜日夜は東北でも雨に

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水曜日昼頃まで警戒を

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総雨量は都内でも100ミリ以上の計算

コンピュータが予想した月曜日12時~水曜日12時までの48時間雨量(総雨量)の計算では、東北南部から四国にかけて、所々でオレンジ色の60ミリ以上のまとまった雨となり、なかでも東京や埼玉には100ミリ以上の赤色の地域がまとまっています。

紀伊半島の東側、三重県では150ミリ以上に達する計算です。

これは現時点のコンピュータの予想ですが、台風19号により河川の堤防が決壊したり、損壊した地域では、再び洪水や冠水、浸水の危険度が高まる心配があります。また地盤の緩んでいる地域では土砂災害の危険度が高まるかもしれません。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/byline/sugieyuji/20191020-00147643/


 今回の台風20号21号は再び大雨をもたらす予想です。
 21号はまだ流動的ですが、20号は前回大雨を降らせた地域の更に大雨を上書きで降らせる予想。

 通常であれば48時間で100mm程度は大雨でありますが、大きな被害の可能性は高くないです。
 しかし今回は

①前回氾濫したまま堤防の修理が完了していない地域。
②前回崩れはしなかったが大量に水分を含んだ崖。
③前回大丈夫だったから今回も大丈夫と地域の人が油断している地域

この3つで大きな被害が出ることを想定したいと思います。

 ①の前回氾濫した地域。残念ながら前回と同じ箇所で同じ高さまで水が浸水してくる覚悟が必要です。
 1週間かけて掃き出した泥でありますが、再びイチからやり直しというのは、本当にやりきれない話であります。が、逃げる限りは追いかけてくる。

 自然のなさることですから仕方ない。とその時は腹を括る。それよりは今回も早めに避難して自分と家族の生命を守ることが第一です。



人は「自分は危険な地域に住んでいる」とは思いたくないからこそ。

 ②と③については本当に日本中の人が自分の住まわせて頂いている地域のハザードマップをもう一度確認して頂きたいと思います。

 地方自治体は防災予算の一部を使って「ハザード地域シール」を、危険地域の全戸数に貼り付ける施策をして頂きたいです。
 NHKが各戸にシールを貼っていますが、同様にハザードマップで危険な地域の家屋の表札には「ハザード地域」というシールを貼って欲しい。






fukoさんによるイラストACからのイラスト より

 自分が住んでいる地域が、そんな危険な地域だなんて考えたくない。こんな縁起が悪いシール自分のうちの表札の隣になんか貼りたくない。それは人情としてわかりますが、それでは逆であります。本当に自分の家族や家屋を守りたいのであれば。
 そこに住んでいる人たちみんなが「自分たちが住んでいる地域は危険なんだ。大雨が降ったら裏の崖は崩れるかもしれない。そばの河が氾濫して浸水するかもしれない。」と意識することで、その災害は逆に起きにくくなる。という仮説です。



多くの人が、自分の「正常化バイアス」命を落とすということ。

 人が災害で生命を落とすとき、その一番の原因は「正常化バイアスによる思い込み」であろうと思います。
 「自分は大丈夫だよ」「今回も大丈夫だよ」と思いたい癖が誰しもあるのです。それが正常化バイアス。

 危険な地域に住んでいるのに「ここは大丈夫だよ。だって今まで水なんて来たことないよ。」と思いたい。それが正常化バイアス。

 しかし地方自治体が条例でハザード地域の家屋には「ハザード地域」というシールを住民に貼ってもらうことによって、その地域の人たち全員の注意がそこに向きます。

 これが自然災害を小難にする一番の作用であると思います。


「千曲川流域のハザードマップと今回の水害」©日経ビジネス



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おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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あの台風、海水や空気だけでなく、私たちの心もかき混ぜていったんでしょうか。
言葉が、おいつかないこと、頭だけひっかかってしまうことありますが、胸に手をあて心を澄ますと、上澄みは、清らかなものがたまにあらわれるようになります。
静観って、万能通貨です!


→ 多くの人の潜在の部分に大きな影響を与えたと思います。台風20号と21号は更に上書きしていくと思います。

災害は考えないことをしてもあちらから追いかけて来る。であるならば事前に自分から想定して備える。そしてこれでダメなら仕方ない。という日本人が増えるような結果に繋がっていく。塞翁が馬に。

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うちの所も浸水するとこです。車で逃げられる時は高台へ、間に合わなかったら、屋根。北海道では、無落雪の屋根があります。うちもそうです。V字型になっていて点検する為にハシゴも付いています。滑り落ちる心配は無いけど。避難が大事ですね。

→ そのような想定を脳内で普段からしておくと、実際の事象としてはその災害は起きにくい発生しにくい。と思います。

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松本は「千葉の台風の時も言いましたけど、持ち回りでどんどん日本を強くしていかないと」と今後の対策を提言した。
その上で「絶対に来年も来ると思っておいた方がいいし。今回はこうなりましたが、来年はもっとすごいことになるってこともあるから」とコメントしていた』。


→ 正しい物の見方だと思います。ありがとうございます。自然災害が日本人にとって塞翁が馬になるヒントであると思います。

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お金の歴史について学んでいますが、イギリスって昔から腹黒いことをしてのし上がってきた国なんですね。
ユーロ圏が先行き?と言われているけど、英国には反射ってないのかな?


→ アメリカもそうですが、良い因子と悪い因子が相殺します。そして悪い因子はその国の運気が落ち始めると一気に吹き出すことが多いように思います。

英国王室は戦後日本の皇室を陰から守ってくださったと言われますし、それは良い因子であります。
外交の歴史とは善悪二元論では語られないようです。それぞれの正義がある。

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まるでSFですね。空想でしかありませんが、でも、台風被害は現実です。怖いし、暗い気持ちになります。

→ これから日本の国土に起きる災害については、日本人全員が真正面から受け止めるべきことと思います。
・想定すること
・備えること
・これでダメなら仕方ないと腹を括ること

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次々台風も来そうなので台風用の食料部門の補給をし早めの準備。急に日本列島に曲がってきたりと何があるか分からないので。20と21号がまさかの合わさらんばかりの形。

→ 多くの日本の家で早めの準備をすることを願っています。今回の20号21号は前回防災用意が間に合わなかった人たちへの追試のように思います。

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ハザードマップを確認してから、毎日、狼狽えておりましたが、少しずつ、浸水した後の事まで具体的に想像できるようになってきました。 現実を見ることができるのも、被災地の方々のお陰と感謝しています。被災地でのご苦労や問題を自分の事に置換えて考える日々が続いています。
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泥の侵入を防ぐ処理をしたあとは、運を天に任せて早めに避難することにします。


→ 実際に自宅が浸水に合った想定で、その時に何をするべきか。脳内でシミュレーションしておくことは、本当に大切な防災行為であると思います。

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今日のブログを読んで、雪かきスコップ買おうと真剣に思いました。
鹿児島ですけど、異常な積雪が起こらないとも限りませんし。
雪以前に火山灰の掻き出し作業の想定が先か〜涙


→ 火山灰は日本のどの地域でも起こり得るので、雪かきスコップは重要と思います。

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避難所はペットOKのところが大半ではないですか?
東日本大地震のときは、どこもペット不可で、かなり問題になり、その後、基本的にペットOKに変わったはずです。
でも東日本のときのペット不可の印象が強く残ってしまって、かなり多くの人が、避難所はペットはダメって誤解してると思います。
たしかに自治体によっていまだにダメなとこもあるので。
でも最初からあきらめずに、ペットOKかを、事前に問い合わせてみてほしいです。


→ ご指摘のようにたとえば東京23区については避難所へのペット同行はOKのようです。
https://bousai-tokei.com/contents/tokyo-23/

ただしゲージなどの事前準備が必要などの条件があったりしますので、お住いの自治体に確認が必要です。
また同行避難は同伴避難とは異なり、避難所の中でペットのエリアと人のエリアは分かれていることが多いようです。

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