まるぞう備忘録

無題のドキュメント

心を守る「知恵」と「身体」という考察。2

2020-07-18 11:18:58 | 陰と陽の理論

防災カレンダー
18日。中潮。月の最遠日から5日後。観音日。
新月週間。




知恵とは心の獲得免疫。

 「知恵」と「知識」の違い。それぞれ人によって捉え方があるでしょうが、私の個人的な定義では以下です。

知識:頭で知っていること。実際の経験とは関係ない。
知恵:人生の挫折によって身に染みて心が覚えていくこと。

 知識とは「富士山の標高は3776(みななろう)m」とか「平安京遷都は794(鳴くよウグイス)年」とか。みなさんも経験があることでしょう。学校時代に習うことの大半は「知識」であります。

 一方知恵とは。人生の経験の失敗を通して心が学んでいくことであります。身体の「獲得免疫」に似ています。
 ウイルスや細菌に感染して一度発病すると、身体の免疫機能はそれを覚えます。そして次からは感染しても発症する前に、そのウイルスや細菌を退治してしまう。

 ワクチンとはその獲得免疫を利用した発症予防策です。予め弱毒化したウイルスや細菌を敢えて感染させることで、身体の免疫機能が「本当の感染に備える」ことが出来るのです。



諺(ことわざ)が示す「挫折のワクチン」という知恵。

 私達も人生経験の挫折の中で多くの事を学びます。でも理想は「小さい挫折でたくさんの事を学べる」方が良いわけです。

 たとえば「若い時の苦労は買ってでもしろ」と言うのは「挫折ワクチン」という意味であります。若い時の挫折は人生の大きな傷になりにくい。失うものも少ない。だからその時期にできるだけたくさん挑戦してできるだけたくさん挫折をしておくことが、その人の人生の宝となる。

 「児孫のために美田を買わず」というのも同様です。本当は子供や孫のために美田を残して上げたい。しかし本当に子供や孫の財産になるのは、彼らが人生の経験を通して得られた知恵だけである。
 もし子や孫に美田を残せば、彼らが人生の挫折する時期が失われてしまう。
 心の挫折は麻疹(はしか)と似ている。大人になってから麻疹にかかると重症化してしまいやすい。同じ様に大人になってからの挫折も重症化してしまいやすい。だから子供や孫には美田は残さず。それよりは(まだ小さい挫折ですむうちに)出来るだけ多くの経験をさせたい。「かわいい子には旅をさせよ」。



まるぞうが個人的に得た心の教訓(例)

 私の個人的な経験は、大人になってからの挫折経験は数知れず。もしこれをウイルス感染に例えるならば、重症病棟に入った経験も一度ならず。という状態でありました。
 お陰様で、人生の失敗に対する「抗体」も人並みには獲得出来ているのではないかと思います。

・小さな警告。
・想定して備えて腹を括る。
・半分半分。

 などは私が挫折経験から得た「知恵」であります。人はそれぞれ自分の(挫折の)経験からご自分の「知恵」があります。
 挫折から得られた知恵とは、樹木の年輪のようなものです。心が実体験で学ぶこと。心の年輪とは魂の太さでもある。というのが私の個人的な心象風景です。



本当の人生の宝。その人が自分で育んだ自分自身の知恵=年輪。

 大きな挫折をする。その心の傷は、身体が治す。身体の傷は身体が治しますが、心の傷も身体が治す。(だから腸内細菌を含めて身体は大切です。という仮説です。)

 そして一度心の傷が癒えたなら、一つ知恵が増える。一つ年輪が増える。一回り心が太くなる。

 暴力や犯罪や違法行為による心の傷は、自分ひとりで我慢するのではなく、きちんと専門家(警察や法テラスや国や自治体の相談窓口や専門の医療機関)に相談して欲しいです。お願いいたします。でありますが、自分の経験不足から来る人生の挫折は、自分自身の知恵となる。

・欲しい欲しいと追いかけるほど逃げていく。
・嫌だ嫌だと避けるものほど追いかけて来る。
・奪うと奪われる。しがみついても奪われる。
・与えると与えられる。手放しても与えられる。

 頭でっかちの「知識」ではなく、貴重な実体験の挫折経験を通して得られる、自分自身の心の知恵。



つづく




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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・『あなたはこの人生で何を描きたかったの?何を試したかったの?』
→そんなこと言われてもワカリマセーン。成功できるか試したい、とか?
残念ながらあまり高尚な理想は持ち合わせていませんかね。そんなものがあればこの年ですでに別の人生になっている気がします
とりあえず、社会貢献など良い事をするならまず自分を救ってからだと思ってます。まず借金を返して一定の安定収入を確保して自立したいです。話はそれからでしょう。自分を救えない奴が他人を救えないだろうし。

→ ご回答ありがとうございます。
ではもし可能なら書いて投稿してみてください。あなたが思う「あなたの人生で起きる最悪の事態」はどういうものでしょうか。

注)この質問はあなたの「仕事が続かない人は、続くように頑張るしかないですよね?頑張らなくても続くようになるコツを教えていただけるのですか?」に呼応したものです。

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出鱈目はやめて下さい。
日本における70歳以上の陽性者の致死率は概ね20%となります。
今日の東洋経済社の数値も、80代以上556/1968、70代268/1882であり、約21%となります。

→ 分母が異なっています。私が引用した元記事をきちんとお読みくださいね。記事にあるように国際医療福祉大学の高橋泰教授のシミュレーションでの計算結果です。
あなたの数字はPCR検査実施での70歳以上の陽性者数が分母です。高橋教授のシミュレーションは、PCR検査を受けていない人を含む、日本全体全世代のCOVID-19ウイルスに暴露したと推定されている人数を分母としています。

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保育園の畑でとれた野菜で、ぬか漬けを作っています。
子ども達は良く食べていますよ。美味しいです。

→ 贅沢な一品ですね。子どもたちは幸せです。ありがとうございます。

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私はよく思うのですが塩一つで生かしもし殺しもする。この中点はどこにあるのだろうと。自虐も自慢も苦労も幸せも生きてくる一点の塩の量。
それを見つけたいと。
まるぞうさんの半々とは少し違うかもしれませんが。

→ 丁度良い加減を塩梅(えんばい、あんばい)と言いますものね。お塩と梅酢のベストの配合。人生のしょっぱい体験とすっぱい体験のバランス。人それぞれの年輪を形成する。ありがとうございます。

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