まるぞう備忘録

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一番来て欲しくない時に来る。と知っておくだけでも随分助かる。

2020-07-06 09:01:01 | 防災情報。

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11日。中潮。注意日。




人が一番無防備な時に起きて欲しくない災害は起きる。

突発的な大雨、未明の特別警報…早期避難を阻んだ壁は
2020/7/5 6:00 西日本新聞

 熊本県と鹿児島県の4日未明の記録的大雨は、気象庁の警報などの発表が夜から未明となり、住民の早期避難に十分につながらなかった。大雨時の避難は夜間だと危険を伴うため、日中に早めにすることが望ましいとされるが、今回のような突発的大雨の事前予測は「難しい」(気象庁)のが実情。早期避難を促す行政対応の難しさが浮き彫りになっている。
・・・
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/623143/


3日午後9時頃 熊本県大雨警報発令
3日午後10時前 熊本県土砂災害警報発令
4日午前4時56分 気象庁大雨特別警報発令
4日午前6時 球磨川氾濫


 熊本豪雨で亡くなられた方24名。行方不明12名。(7月6日午前7時時点)お見舞いとご冥福をお祈りします。
 私達が警戒しておかなければならない点2点。



おそらくこれからまだ起きるであろう気象災害について。

 1つ目。今回の球磨川流域豪雨は、今年我が国で起きるいくつかの大規模気象災害の最初の1つ目に過ぎないということ。
 昨年および一昨年の例から推測するに、今年もまた豪雨などの気象災害はいくつも続くであろうということ。
 今回のような線状降水帯の前線の場合もあるでしょうし、昨年のように超大型台風の直撃もあるでしょう。それでも雨ばかり注意を向けると、その隙に大地が揺れたり、山が火を噴いたりするでしょう。

 今回の球磨川氾濫は、これから全国で起こるいくつもの気象災害の始まりに過ぎないということ。油断している人が多い地域に油断している時間帯に発生する。



土砂災害は明け方に起きる法則。

 2つ目。災害は人が油断している時間帯に起きるということ。

©(=・3・=)

 これは大きな地震が起きた時間帯のグラフです。震度6以上の地震の発生時間。やはり圧倒的に夜間に発生しています。寝入りばなと深夜。そして明け方。
 昼間に起きるのは、昼食後人々の意識がまどろむ午後2時代。

 多くの人の意識が活発な時間帯は、災害が起こりづらい。という仮説です。人々が「災害が起きるのでは」と注視していると起きづらいでしょうが、そこまで行かなくても普通に活発な時間帯で充分起きにくい。何かあってもすぐに対応できる体制である時は災害が起きにくい。

 多くの人が最も無防備な時間帯に災害が起きやすい。



今避難した方がいいんじゃないの?という「小さな警告」

 さあ、寝ようか。という時間になって急に雨が強くなる。夕方まではそれほど深刻ではなかったニュースも、こんな時間になってから警戒してください。と言い始める。
 困ったなあ。こんな時間。もう真っ暗で雨が強くなり始めているこの状態で、今から車出して避難所に向かうのかよ。

 これは「しがらみの壁」と言えるかもしれません。服を着替えて身の回りのものをまとめて、車に乗り込み、大雨の中注意しながら避難所に向かうことが出来るかどうか。

 多くの人は、明日の朝一番で避難しよう。そのように思うことでしょう。今晩は何とか持つだろう。という希望と願望を根拠に、朝まで待とうと思います。

 心の中では「やっぱり避難しないとまずいんじゃないの?」と小さな声が聴こえます。でも今から、支度して避難所に行くのかよ。雨が強くなって来ているし、真っ暗な中車で移動する方がまずいんじゃないの?もちろん大雨暗闇の中移動するのも安全とは言えません。ましてや高齢者を連れてという状態では。あるいは高齢者だけの状態では。



小さな警告に従った方がいい3つのケース。

 「小さな警告」とは「耳が痛いけれどもみ消そうと思えばもみ消せる警告」であります。ただし何でもかんでも、少しでも気になったことは用心しろ。ということではありません。あまり神経質になって社会生活が出来なくなっては本末転倒です。
 ただし下記の内容については「しがらみの壁」を超えて「小さな警告」に耳を傾けるべきと思います。

・ハザードマップで自分が住んでいる場所が、氾濫地域や土砂災害の危険地域に入っている人。その人は人が最も動きづらい時間帯の「夜半から豪雨が強まり、朝方に氾濫や土砂災害が起きる」と肝に銘じること。

・日本人は誰でも地震に備えること。特に大きな地震が来る時間帯(人が最も無防備になる、寝入りばな、深夜、明け方。午後のまどろみ帯)に、大きな揺れで、家具が倒れて下敷きに揺れが来る想定と備え。鏡、棚のガラス扉、額縁、食器、陶器などの破片が床に散乱する想定と備え。

・電気ガス水道が止まる3日間。一部は開通するが不便が続く7日間。電気ガス水道は使えるが流通が止まる一ヶ月間。の備蓄。食糧や水だけでなく、非常用トイレや生理用品、身体を清潔にする日用品、情報を確保する携帯ラジオ(スマホは使えない想定)と乾電池。

 これらの3つに関しては、多くの日本人が「しがらみの壁」を乗り越えて「小さな警告」に従って、備えをして頂きたいと思います。
多くの人が備えることで、大きな災害が、一人ずつの割り勘災害になる。という仮説であります。



■首相官邸へのご意見
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
■安倍首相のFacebook
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■自民党への安倍首相応援コメント
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おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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彼の奥様は伊集院さんとは真反対の前向きな性格で、スーパーで
食べ物も無くなっている時もあったそうですが、そんな時に奥様が
放った言葉が、他人様を押しのけて自分のためにスーパーに並んで
食料品を買うのは嫌だから、私は今までやろうと思ってできなかった
ファスティング(断食)をやる!と言ってはじめたそうです。

伊集院さんはそんな奥様を見て、コロナが盛んな時期にこんな前向きに
物事を捉えられるのはすごい、と仰ってましたが確かにこの発言は
私は大変勉強になりました。

→ 私も伊集院さんの奥様に同意いたします。そしてこれが小さな災厄を小さな災厄のまま昇華できる対応である。という仮説です。ありがとうございます。

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まるぞうさん、チャンネ◯桜の最近の沖縄のジャンヌダルクとの争いや水◯さんとの外国人入国問題をどう思われますか?社長は国に愛国心があるのは伝わりますが、最近の総理批判は酷いです。沖縄のジャンヌダルクはお金にやられてしまったのでしょうか?保守同士の争いは残念です。

→ 少なくとも私が信頼おけると思う人は、言葉が柔らかい方です。聴いている人のネガティブな感情(怒りや嘆き)を煽る話の人は要注意。自分の中での判断基準です。

最近は特に政治系の動画で、(私の心の基準で)聴く価値のある方はどんどん減っていっております。こちらも振り子の揺り返しの時期に入り始めている時期。という個人的な心象風景です。

数年前までは多くの人が眠ったままでしたから、猛毒であっても意味がある。という社会情勢でしたが、もう今は毒は毒という時代になった。人を目覚めさせるための猛毒はいらない。日本人一人ひとりが、自分の心を感じる時代に入っているから。という個人的な心象風景です。

これからは、柔らかい言葉の人に支持が集まる時代だと思います。

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そのときふと思いついて、オーブン料理などに使うクッキングシートをざるに敷いて干したらまったく皮が破れることがなくなりました。クッキングシートは水分は通すようなので、乾燥には問題ないようです。よかったら試してみてください。

→ 情報ありがとうございます。初めての土用干し楽しみです。

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政府がやるべきこと、政府にしかできないことをやっていない。去年の豪雨は党の飲み会、今年はろくに仕事もせず早々に私邸に帰る首相の代わりになる者はいない。仕事をしないなら辞めるべき。首相のせいにしていい案件。

→ どの日本人になるか。日本人が自分自身を分けていく。
・自分を助け、周囲を助ける日本人。
・うまく行かないことは人のせいというアマちゃん。
・アマちゃん日本人を増殖させる役目。

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「五郎びつ」と記載されていたので米を貯蔵する冷蔵庫か何かの製品名かと思い早々に検索すると日本昔ばなしの題名だってのですね(笑)私も自身と誰かのために玄米を備蓄しています。虫がわいたりしなければもう少し備蓄したいのですが
悩み処です。

→ 投稿ありがとうございます。五郎びつとは日本昔ばなしのタイトルです。
自分を助け、人を助ける日本人が6割になるといいなと思います。

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