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語る城門「大戸」BIGDOOR正門

昭和38年製Bigdoorオヤジが身辺10m範囲の出来事を哲学したり雑学したりします。老後の楽しみ1つみっけ。

KKライブ=Kaz南沢(Vo,G)伊藤広規(B)

2008-01-20 23:55:02 | 音楽・楽器
Kaz南沢(Vo、G)、伊藤広規(B)ユニット:大人のライブ

FリストにはNパガニーニの影がつきまとう。ジェニファーバトンにジェフベックへの愛が。Yマルムスティーンに憧れのRブラックモア。玉置KGに井上Y水。吉川KGに佐野M春。松田U作に原田Y雄。

以上は独断と偏見に基づく師弟関係というかフォロワー、追っかけ?真似じゃないけどどーしても似てしまう例。

そして今回発見したのがCharさんにカズ南沢さん。

関内のザイムカフェにKKライブを観てきました。投げ銭方式、テーブルチャージ無し。元財務省のビルに拵えられたライブスポット。ビール片手に楽しめる小粋な空間です。

 定刻になってもセッティングが終わらず、だいぶ経過してからライブスタート。
Kazu南沢さんの抑えた咆哮、CHAR【逆光線】「♪搾り出すよなブルース歌い続け…」とあるが、こちらは「吼えるブルース」。歌が心にギザ浸みるスなー。地声がデカイ。【ロングトールサリー】を歌ったらジョンを超えちゃうかも?
ボブ・ディランかボブ・マーレー?っぽいかなーと勝手に思ったが、しっかり裏切られた。というよりアメリカン・ブルースを超越して直接アフリカ!

楽曲名は忘れてしまったが、チャーの名曲「シャイニング・ユー」に良く似た曲を聞いて確信した。「チャーはカズさんを追いかけている!」…だって師匠だもん…この人が先生だったら「逆光線」「闘牛士」なんて馬鹿馬鹿しくて歌えなくなって当たり前です。
ギター・プレイの腕もさすがx2。CHARとの違いはビブラートくらい?Charはクラプトン好きだからねー。何より凄いのは素人にはちょっとやそっとでは真似できないカッティングの妙技。ピエゾのマイクがついただけのエレアコなのに凄い音が出てくる。どうなってるんでしょう?

相方の言わずと知れたスーパーベーシスト広規さんの「リズムカルに語るフレーズ」感じが堪りません。第2部では第1部ではひかえられていた「チョッパー」が唸り、タッピングの荒業も披露。サイコーさ。

ドラムなしであんだけのグルーブを醸し出せる…ドラムがきこえるから不思議…のは二人の間にある「プロの手腕」と言ってしまえばそれまでだが当に「あうんの呼吸」。仲良しなんだろーなー。

失礼を承知で言うと「緊張感のないフリージャムセッション」。ドキドキしないで安心して任せておける玄人ユニット。

ライブはオリジナルに加えて、The Band に代表される1960~70's 名曲のオンパレード。「最近の曲に歌いたくなる曲がない」と嘆きフォーククルセイダース「悲しくてやりきれない」、ヴェンチャーズ「パイプライン」もちょこっと演ってくれました。

ラス前にAKIRA寺内さんが絶妙のタイミング「スタンドバイミー」で場に活気を取り戻してくれた。ありがとー。

ラストは「イマジン」…そこかー、そう来るカー…というアレンジで切々と「吼えて」くれました。

欲をいえば「スタンドバイミー」はJレノンバージョンが…

とにかく感動しました。ご両人とも「すげっー、かっちょいい」です。あんまり興奮しすぎて電話、メールで友人に話したので帰宅する成りコロッと寝てしまいました。会場の雰囲気もよく大満足!感動と共に多くのことを教えていただいたような気がします。ごちそうさまでした。いやー、また「音楽」が好きになりました。

<ライブ・データ>

開催日時:2008年01月20日(日曜日)
1回目…6:00~  2回目…7:30~
開催場所:神奈川県(横浜)ZAIMcafe
出演  :Kaz南沢(Vo、G)伊藤広規(B)

ZAIMcafeアクセスMAP  http://zaimcafe.com/

◇みなとみらい線『日本大通り駅』徒歩2分
◇JR根岸線・市営地下鉄『関内駅』徒歩5分
TEL:045-227-8051


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