語る城門「大戸」BIGDOOR正門

昭和38年製Bigdoorオヤジが身辺10m範囲の出来事を哲学したり雑学したりします。老後の楽しみ1つみっけ。

竹田和夫ライブ・新橋ZZの夜は更けて

2009-08-29 06:49:51 | 音楽・楽器
[♪しけた酒場の破れーた窓から暑い潮風~]
…そんな~二人のうちどちらかを選ぶなんて出来ないよー…の巻

昨日、尊敬するスーパーエンターティナー・ダディ竹千代さんが経営するライブハウス「新橋ZZ」に足を運び、スーパーギタリストの誉れの高い竹田和夫さんのワールドツアーライブを拝見。今回のユニットにはベースに栃原優二さん。ドラムには新ちゃん=「笹井新介」くん。

1stセッションには間に合わなかったけれど、「至高の快楽空間」を堪能しました。まあそれはそれは「すっげーいい~じゃん」。ではもちろん評価不十分。比類なき「別宇宙?」。いい意味で(「コリン星」の隣の)アナザープラネットからやってきた「ハイパーサウンド」。
アンコールの「ホンキトンクウーマン」「ルート66」「スピニング・トーホールド」なども踏まえた上で…このギグに無理から冠名前をつけるとするとフラッシー&ファンキィ&セクシィ、チャック・レィニー?混合「リズミカル・ハードロック」。あたりまえっていえば当たり前ですので、ご異論ございますでしょうが、「デビカバさんの白蛇」をハード・ブギーと呼ぶとしたら…というくらいのノリで。

竹田さんはとてつもないハイテックなプレイをそれと気づかせないくらいに「ふつーう」にテンポ良くしかけてくる。愛器シングルカッタウェィのポールリィードスミス(PRS)を完璧に身体の一部にしてオリジナルサウンドを繰り広げていました。これ自体とてつもないのです…素人にとってPRSは完成度が高く、どこもかしこも仕上がっていて個性の出し様がないので嫌いなんですが…プレイについては一言もございません。ただ「ロンリーハート」聴きたかったなぁー。

朋友の笹井新介くんはというと…集中していましたねー。気配り目配りでリズムを鍛えると同時に真剣勝負を楽しんでいる。いい顔してましたよー。竹田さんとの「リズムの掛け合い」は最高でしたねー。あれ、いいなー。ところどころで「あっ?おっ?」という部分がなくはなかったけど、非常に「完成度が高い」ので気になったに過ぎないけど。やっぱり緊張していたんだろーなー、見たことないくらい「固い」。。無理もない…でも苦手と思われた「ロッカービリー」もいいグルーブが出せていて良かった。

ステージで気になったことが一つ。カウンター越しに「盛り上げていこう」「かっこいい」という煽りや掛け声がかかる。かつてFMラジオから流れてきたダディさんの肉声が、後頭部に突き刺さる。ミュジックチャージを支払うとき同様「どきどき」してしまった。「シュルシュルスパーン…」って花火が始まったらどうしよう。



(つづく)…かな?


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