親愛なる永島浩之君・写真集「LIFE」への暴論？

友人でミュージシャンの「永島浩之」くんの写真集拝見しました。力作です。

その刹那に浮かんだ勝手な私的意見ですが、永島君はこの作品で過去に決別出来るんじゃないかな？べつに何も別れろって話じゃーないわけで、ステップアップするときには何かを捨てなければいけないこともある。
「高校生デビュー」「芸能界の陰翳」「万雷の拍手を浴びた武道館」「ファンとのディープなふれ合い」「自分に頼み人には頼らない」「休息から復帰」「名曲の数々」…そんなキーワードのいくつかもかなぐり捨ててもっと先を目指すのでしょう。金も人も時間ももう一度掻き集める。根性据えていかんと。

メジャー復帰は積年の想いである。メジャーに戻るのならば、もっともっと方向性をもって商業ベースで動くはずだから「希望」も「責任」とともに重くのしかかるだろう。

鯉は池で泳げるが、海を自由に泳ぎたければ鮭に成らなければいけない。

楽屋口から差し入れぶら下げて入れたものがバーコードタグで管理されることだろう。

妄想に憑りつかれてやぶにらみするとアルバム「誕生」「成長」とくれば、「飛翔」？「旅立」？…「這えば立て、立てば歩めの親心」だが歩みはすぐに疾走に変わり巣立っていく…

そんなことはさておいて…写真集の頁をめくるというよりはフィルムコンサート（古い？）をシートに深く腰掛けて観ていたときの様な素敵な重みを感じます。撮りかたも個性があって第三者目線、報道テイストもいい感じ。

ずーっと前だったのか、つい昨日のことなのか…深いねぇ。

「昨日の夜はどこにいたの？」
「そんな昔のことは覚えてない」
「今夜会える？」
「そんな先のことは分からない」
こんな台詞が吐けるようになれば一流。

ノブ（小５）にも見せてみる。
「いいです」どこが？「愉しそう…写ってる人、みんな」と宣っておりました。
「自分は不器用ですから…」ってタイプのノブ！お前いいこと言うなぁ！…