Ibanez AR300RE(CS)2008

　私はエレキギターIBANEZ AR300CS（1982）オーナーです。長きにわたるラフ使用によりずいぶん痛みがすすんできました（エスカッションの割れ、ＰＵメッキはがれ、ボディ塗装の剥れ…）のでセミリタイヤさせています。
　大学時代に先輩の服部さんがパットメセニーに憧れて初期モデルを使っていたのを真似て、釣られるように購入。定価が85000円のところ「殆どまけられない」渋谷ガード下「ＫロＳワ楽器」と言われ、なけなしの金を銀行からおろしてきて即金支払い。それからずいぶん無茶（放り投げ、ネックベンディング？！とか）もしましたが、大切な愛機です。
　３ポジションミニＳＷが２ケついていて、パラレル-シングル-ハムバッカーの切り替えがフロント／リアとも独立で効く。「パラレル」の音は色々と重宝しました。
　そのため、サブ？ギター用に中古品や復刻版のAR3000～AR2000を探しましたが、中々ご縁がなくて…見つけられませんでした。しかも塗装が「レモンイエロー」や「ヴァイオリン」が多く「チェリーサンバースト」じゃない。ご愛嬌でも拘りが…。
　それが去る１１月、近所の楽器店にAR300RE（CS)が３本並んだので、オリジナルを持って弾き比べてみて「これならグー！」っとＯＫ。でも、結局値段が折り合わず断念。それが今年になってその店の同じ系列店に「傷物・Ｂ級品？？」が大台を切って出ていたので衝動買いしちゃいました！
　オリジナルとはペグなど部品の違いはあるものの、よくもここまで再現してくれました！という仕上がりです。

①ＰＵはSuper58なんですけど若干パワーアップしてる感じ…音色はクリソツ！
②ネックは少し細くなりＰＲＳの影響ありかも…
③最大の喜びは質量！4kg～ムゥ。私のオリジナルは6kg！厳選された軽いマホガニーを使っているそうな。
④でもよーく比べてみるとレプリカのほうが若干マホガニーが薄い」

　音はいいけど重くて重くてステージに不向きな「イバニーズのＡＲ」が「けっこう軽いAR300（RE)」になったとあっては、文句のつけようもなく、ただ「惚れてまうやろがぁー」です。