語る城門「大戸」BIGDOOR正門

昭和38年製Bigdoorオヤジが身辺10m範囲の出来事を哲学したり雑学したりします。老後の楽しみ1つみっけ。

「そ」 創意工夫がセールスをきめる

2005-06-01 22:00:43 | Weblog
「そ」 創意工夫がセールスをきめる
・ 錆びないように毎日手入れしようセールストーク


セールストークと言ってもいつでも、どこでも使える特別な黄金律や絶対的な殺し文句は存在しません。日々研鑽を重ねるしかありません。

セールストークは生物(いきもの/なまもの)ですから、情報交換、交渉や提案の過程で変化します。常にその変化に誠実かつ柔軟、迅速に対応する必要があります。

そこには様々な手法、話法が存在するのですが、基本は実にシンプルです。価値ある情報を提供すること、常に誠実で曖昧な表現を用いない、礼儀正しく丁寧であることと、ごく一般的かつ日常的です。

ですからセールスの現場では日頃使い慣れない態度や話術を背伸びして使わないことも重要です。たとえ「お里が知れる」ことがあっても「メッキが剥げる」「馬脚を現す」ようではセールス失格です。

お客様と短い時間でのコミュニケーションを巧く活用し、身近な相手に分かり易い言葉を用いることも大切です。製品やサービス内容を知識として得れば得るほど、小難しい横文字をしかも略語で話したくなります。これでは会話のキャッチボールが出来ません。

相手の趣味や興味に合わせた「例えばなし」が巧い人がいます。「この○○が無いとパター無しでゴルフをするようなものです」「電子レンジとガスレンジの違いと同じ様なもので…」。短い時間内で大掴み乍ら、相手に好イメージを植え付けることには「喩え」は有効です。

お客様は機能性能の詳細よりも自分にとって何がどう変化するのかを知りたいのです。「綺麗になります」「効率が上がります」「取引が円滑になります」と云うゴールに辿り着くことを筋立てなければなりません。良好なイメージをいかに植え付けるかが重要です。

畢竟ビジネスコミュニケーションは相手が何を欲しているかを知る事こそ肝要で、立て板に水の如く話すよりも、説き伏せるよりも、「聞き上手」が大切であると心得ましょう。


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