語る城門「大戸」BIGDOOR正門

昭和38年製Bigdoorオヤジが身辺10m範囲の出来事を哲学したり雑学したりします。老後の楽しみ1つみっけ。

(Live)Kunio_KISHDA in 440(2)

2009-04-06 19:06:42 | 音楽・楽器
<440…>
2年前に2軒となりの串焼きやさんでベジタリアンのフランス人と呑んだ帰りにそいつが「こんなとこでお前もヤルのか?シルブプレ?」「ノン!ここはプロのデルとこだ、サバビア」って話したことがあります。ちなみにそいつは「ヴァンヘイレン」を「(は)ぁんあーれん」と言います。わかんねー。

さて、閑話休題

<クニオさん>

クロコダイルとは勝手が違う「440」でのライブ。オープニングアクトのMCまで買って出て務めて忙しくしている。本番直前、昂揚した顔で「これまでで最高のステージパフォーマンスをお観せしますよ」と言っていた。「あれ?アガッテル?」と思えるくらい自分自身にプレッシャーをかける岸田さん。ステージ下手に向かう御大のBGMは[Boxer(Simon&Garfunkel)][Champion(Alice)]が似合いそう…

こちらも前日までイタリア~スペインを5泊7日(サマータイム付)で家族旅行に出ていたのでジェットラグでボロボロでした。「ずっしり疲れて」いたリーマンですからヘヴィメタルでもぐっすり眠れるくらい…ある種トランス状態&緊張気味にスタート。
いい音じゃん、オープニングアクトの何組かで「如何なものか」的サウンドがあっただけに、順調な滑り出し。が、3曲目か4曲目でちょいとミスタッチ(!)想定外、あんまりないミスで。最近グぐっと勢いに乗っている御大にしては珍しい。10曲くらいでステージ第一部幕。中締めは「TWO CIRCLES」。私一押しの名曲!あれ??微妙。

岸田さんはステージ登壇してアーチスト・モード「クニオ」に気持ちを切り替えるのに小道具を使う。まさに「変身!」の小道具。
例えば、マイケルジャクソンの指テープ。ウルトラセブンの「ウルトラアイ(?)」、ジム・キャリーの「マスク」…等々。
だがクニオは違う。メガネを外すことでスイッチを切り替える。かのデイリー・プラネット社クラーク・ケント氏の「スーパーマン」。特命係長「只野仁」にも通じる正真正銘・正統派正義の味方のそれある。

後半戦は非常に安定していて気持ちがいい。それにメンバーの実力に敬意を払ってのソロプレイを各所でフィーチャーしていて、さらにグー。10:00仕舞いのライブハウス。
「アンコールのリクエストは?」とステージから客席にアジテーションを含めた問いかけに、心の中で叫ぶ『カンサスシティを演奏しておくれー』と。次回はよろしく)。

■「立っちゃってごめんなさい」
珍しく客席を煽るもんだから[Come On !]の掛け声と手振りに素直に反応してしまいました。「あっ立っちゃった。怖くて後ろ振り向けないし、立ってしまった以上、座るわけにもいかんし…うーん、ままよ」とばかりに。すいません。後ろの方々…

ステージ終了後、打ち上げの席にも座らせて貰ってご満悦での「午前様タクシー」。イヤー楽しい楽しい!


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